マンションを買うなら60㎡にしなさい(後藤一仁 著):不動産仲介営業マン必読本

 

不動産仲介営業マンが読むべき本が知りたい!

 

マンションを買うなら60㎡にしなさい(後藤一仁 著)の読みどころが知りたい!

 

不動産仲介営業マンのあなたはマンションを買うなら60㎡にしなさい(後藤一仁 著)に興味があるはずです。

 

不動産仲介営業マンが、絶対に知っておくべき!読んでおくべき!お薦め本を紹介します。

それは、『マンションを買うなら60㎡にしなさい(後藤一仁 著)』です。

 

マンションを買うなら60㎡にしなさい

 

この記事では、この本の読みどころと、不動産仲介営業マンが知っておくべきトークをお伝えします。

 

マンションを買うなら60㎡にしなさい(後藤一仁 著)とは

 

本書の著者は、不動産歴30年、12,000人と面談し、成約件数は6,000件以上という現役の不動産会社社長さんです。

 

私も16年間、中古マンション売買の仲介を行ってきていますが、「見事にまとめていて、本当にその通り!」という内容です。

 

不動産営業マンにとって、とても参考になり、実務に活かせるお薦め本です!

 

 

 

【本書のピックアップポイント】

〇60㎡が最強である4つの理由
(1)売りやすい 

(2)貸しやすい

(3)コストパフォーマンスに優れている

(4)税制メリットを効率的に受けられる

 

〇一般的な収入・予算であっても、「購入するなら少しでも資産価値が保てる物件を買いたい」なら、「60㎡論」が現時点では最も有効

 

〇この広さを希望する人たちは「夫婦2人」「子ども1人の夫婦」に加え、「夫婦と小さな子ども2人」「シニア」「1人暮らし」「兄弟姉妹」「母子または父子家庭」と、非常に需要が高い。

また、自ら住むという層だけではなく、「不動産投資」や「相続税対策」などの需要もある。

 

〇国立社会保障・人口問題研究所によれば、今後、「広い家」を必要とするファミリー世帯はどんどん減るが、「1人暮らし世帯」「夫婦のみ世帯」は逆に増えていく。

すでに「1人暮らし世帯」と「夫婦のみ世帯」の合計数は「ファミリー世帯」数の2倍以上。

 

・ファミリー世帯=約1429万世帯(これからどんどん減っていく
・1人暮らし世帯=約1842万世帯(急激に増えている
・夫婦のみ世帯=約1072万世帯(増えている
※上記、世帯数は2015年国勢調査の値

 

 

【お宝物件が眠るエリアは?】

・都心のおすすめ! 目白、茗荷谷、品川

・都心の穴場エリア! 大塚、巣鴨

・準都心のおすすめ! 学芸大学、桜新町、用賀、中野、武蔵小山

・準都心、準郊外なら! 砧、三鷹、調布、仙川、石神井公園、元住吉、日吉

 

 

【物件選びの具体的なポイント】

・「すぐ見つかる物件」に飛びついてはいけない理由

・資産価値が落ちにくい「最強の間取り」とは?

・最も多い「田の字型」間取りのチェックポイント

・「よい物件」を紹介してもらう5つのコツ

・2022年に東京、近畿、中部の価格が下落する!? 具体的なエリアは?

・買う前に知っておきたい「同一需給圏」の話

・そのエリアで最も人気の利用方法か? 「最有効使用」を知る

 

 

【1円でも高く売るポイント】

・「これ」をリフォームしただけで、想定より300万円高く売れた!

・絶対にダメな販売図面、そのチェックポイント!

・査定価格が突出して高い会社は、あなたを「カモ」にしようとしている

・実録! 「干す」といわれる悪しき行為

・リノベ買取業者の査定を受けるのも悪くない。それはなぜ?

・内見時は「ここ」を徹底してキレイに!

・物件だけでなく「売主」もチェックされている!?

・高く売るために「ステージング」も検討する

・販売開始直後に「購入申込」を入れてくる人の心理とは?

 

 

【その他、知っておくと必ずトクするポイント】

・手付金は「安く」すると、トラブルになる!

・上下左右の住戸の所有者は調べられる

・ハザードマップは「内水」に注目する

・その土地の「2つの高さ」を押さえる

・地盤・地質の4つのチェックポイント

・「地震保険」には入っておいたほうがいいのか?

・「街の治安」や「小学校の雰囲気」は、すぐ調べられる

 

 

この要点を見ただけでも、すぐに読みたくなったと思います。では、次に、書籍の内容をすぐに活かせる営業トークをお伝えします。

 

不動産仲介営業マンにすぐ使える具体的営業トーク

私は、今年、2021年2月にこの本を読んで、商談で『60㎡最強論』のことを複数のお客様に話したのですが、そのうち2組のお客様が『60㎡最強論』を知っていた(この本を読んでいた)んです!!

真剣に住宅購入を考えている聡明な方は本当によく勉強されているなと感じました。

 

この本の内容は、住まい(マンション)に関する顧客の需要も本当にしっかりまとめられているのですが、私が最も活用できる点としているのが、お客様からの『普通』という質問に応える上で活用できて、「リセールバリュー」を考えた提案につなげることができることです。

 

 

お客様からの質問のなかに「普通は〇〇ですか?」という言い方はよくあると思います。

 

日本人の特徴と言えるのかもしれませんが他の人の価値観、感覚が気になる、自分の価値観はズレているんじゃないか?という心理から、『普通は〇〇ですか?』という質問は本当によくあります。

 

そんな質問に応える上で、お客様へ提案をするという点で、この本はとても参考になるんです!

 

具体的にみてみると、、

 

普通は、家探しの時に何を大事にするものですか?

 

という質問に対して、私の場合は、

 

「はい。

ご自身にとって住みやすい、使い勝手が良い間取りなのか、通勤時間は大丈夫なのか、生活全体でご自身にとってどうなのかを一番大事にされてください。」

 

と答えます。

 

そして、必ず付け加えるのが

 

ところで60㎡最強論ってご存知ですか?」

 

です。

 

伝えたいことは、「不動産の購入は『将来また売却するかもしれないことを想定してリセールバリューを念頭において物件提案させて頂いてます』ということです。

 

これはお客様の要望に対して更にプラスアルファの安心(リセールバリュー)を加えることになるので、他社の営業マンとの差別化にもなります!

 

でも、もし5人家族で80㎡は必要なんだというお客様もいると思います。

そのようなお客様に対してもこの60㎡最強論はしっかりお伝えします。

 

「広いお部屋は将来、金額的に大きく値落ちする可能性があります。

 

例えば、相場㎡単価が70万円だとして60㎡であれば4200万円、80㎡だと5600万円と総額で1400万円もの価格差です。

 

価格が上がれば上がるほど対象顧客数は減りますので上記のような単純な相場単価を掛けた価格で売れるものではないんです。

 

だからこそ、広いお部屋を買われる際には、その広さゆえのリスクを少しでも回避できるように、立地や管理体制の部分などでカバーできるだけの物件選定をお手伝いしますのでご安心ください!」

 

と伝えられたらお客様はとても喜んでくれるはずです。

 

 

80㎡の広い部屋のリスクを知っていて、そのリスクをカバーすることまで考えて物件選定をしてくれる営業マンだったら、選ばれる営業マンになれると思いませんか?

 

 

マンションを買うなら60㎡にしなさい:まとめ

 

もし、あなたが新人の不動産営業マンだったらこの本を熟読して、マンション選定の基礎として知識にしてください。

ベテランの営業マンだったら、60㎡最強論をベースにして提案営業に活用してください。

 

そして最も重要な基本、ベースとなるのが【型を作ってあること=台本を作ってある】ということです。

私もこの60㎡最強論をベースにした新たな台本を作りました。

 

不動産営業の記事を以下にまとめますのでコツを学んでください↓

 

 

 

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反響率の上がる「不動産チラシ」作成方法:テンプレート・手書きチラシ・ポスティング方法

 

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不動産仲介営業マンの必読本『正直不動産(ビックコミックス)』

 

正直不動産2:現役営業コンサルが解説!営業心理術・スキル・テクニック

 

 

不動産仲介で、個人事業主として独立して成功する方法!

 

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