本記事はこんな方におすすめです。
・不動産営業でヒアリングについて困っているあなた。
・不動産営業でのヒアリング方法について知りたいあなた。
読者(あなた)の悩み


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わずか1年で年収7桁トップセールスに教育・独立させた
営業教育日本一
ミリオンセールスアカデミー®︎台本営業®︎認定コンサルタント
現役店長(営業部長)です。
ダメ営業は「商品説明」ばかりしてたり、すこしまともになっても「顧客の要望」ばかり聞いている営業マンがほとんどです。
この記事では、現役投資用アパートマンション販売の現役営業部長である私が、不動産トップ営業が密かに重要視しているヒアリングで一番重要にしていることについて伝授します。あなたも、この記事を読んでトップセールスになりましょう!
目次
不動産トップセールスのヒアリング:ダメ営業マンの例

ダメ営業マンその1:「商品説明」ばかりしている
営業マンは、お客様とコミュニケーションをとるのが仕事です。
ですのでお客様に会うと、まず「挨拶」そして「雑談」から始まり会話を弾ませ、ある程度のところで「商品説明」をします。
例えば住宅展示場での営業なら、
最新の〇〇工法で建てております。
○○と言う断熱材を使っていて、冬も暖かいです。

など。
この「〇〇」に入る部分を、まさに求めて住宅展示場に来たお客様なら、運良く、売れるかも知れません。
しかしお客様が何を求めていて展示場に来たり、またはネットからお問合せをしてきたのか、聞いていなければ、まず上手くいきません。
このやり方をしているうちは、運まかせで、営業活動をしているようなものです。
運なので、上手くいったり、ダメだったりで、営業成績が安定しません。または低い位置で安定します。
でも営業会社に入ると、上手く商品説明をしてセールスする事を教わるので、お客様が来るとすかさず近寄って、商品説明をしてしまいます。これが、そもそも失敗の始まりです。
ダメ営業マンその2:ひたすら「要望」を聞いている

もうすこしまともな営業マンはこのようにヒアリングします。
どこの駅で探しているんですか?
何坪ぐらいで考えているんですか?


など、、、商品説明をいきなりするのではないのですが、お客様の要望・希望条件をひたすら聞くのです。
このようにお客様の要望(希望条件)を聞きに聞きまくるとどのような不都合がありますか?
そもそも、お客様が希望している条件にあう物件が他社にもないから問い合わせているので、そんな良い条件がないんで失注してしまうんです。

そうなんです。「商品説明パターン」よりは、少しはまともになっていますが、聞くことがズレてしまっているのです。
これら「商品説明パターン」と「要望パターン」など、営業マンと言うのは仕事がら、しゃべりたがり屋ですがここはグッと我慢して、もっと重要な事を聞く必要があります。
次の章から、不動産トップセールスがヒアリングで一番重要視していることをご紹介します。
不動産トップセールスのヒアリング:行動を起こした本当の理由?

ヒアリングで重要なこととは
「なぜ、お問合せをして来たのか?」
「なぜ、住宅展示場に来たのか?」
「なぜ、新築マンションを買いたいのか?」
など、行動を起こした本当の理由です。
普通に考えると当り前のように思えますが、この理由をしっかり聞けている、営業マンが意外と少ないのです。
私が営業コンサルをしていても、「行動を起こした本当の理由」を聞いている人が非常に少ない印象があります。
これはたぶん
・入った会社で、上司からそのような教育を受けていない
・上司がそもそもそのやり方をしらない
・自己流で営業していて、今まで何となく売れてしまった
など、この様な理由があると思います。
でもトップ営業は、これを聞けている人が多いです。
ここが非常に重要なポイントです。
普通の営業マンは「商品説明」と「要望」を聞く作業を、一生懸命やりますが、お客様が行動を起こした「本当の理由」を聞かずにやっているので、あまり良い成績は出ません。
投資用アパートマンション営業でも、お客様に会って、どんな収益物件を探しているかなど「要望パターン」と、その要望に合った物件を紹介して「商品説明パターン」をやっている営業マンが多いです。
そんな営業マンに「ところでそのお客様は、何で収益物件が買いたいの?」と質問すると、「それは聞いてません」と理由を聞いていない事が多いです。
しかし、トップクラスの営業マンは、その辺の部分をシッカリ聞けています。
本当の買いたい理由が聞けているので普通の営業マンとは違う提案ができ、最終的には言っていた要望とは、全然違うものを買ったりします。
このような現象がなぜ起こるかと言いますと、お客様は素人なので、何となくの要望しか営業マンに伝えられないのです。ですので、営業マンはプロとしてお客様の行動を起こした本当の理由からベストな提案をすると、決まる訳です。
では、次の章で、具体例を用いて説明します。
不動産トップセールスのヒアリング:具体例

例えば「新築マンションを買いたい」お客様には
・何で、新築マンションなのか?
・何で、中古マンションでは無いのか?
・何で、一戸建てではないのか?
と聞くと、新築を買いたい本当の理由を話してくれます。
その理由が例えば・・・
1人目のお客様のケース:「新築マンションが希望」とおっしゃっている
小さい頃、中古の戸建てに住んでいて、お風呂が寒かったり、夏場は寝室が暑くて嫌だったから、マンションが買いたい。
2人目のお客様のケース:「マンションを希望」とおっしゃっている
友達が新築マンションに住んでいて遊びにいったら、設備も新しくベランダからの景色が良くて、羨ましかった。
3人目のお客様のケース:「戸建てを希望」とおっしゃっている
会社の同僚が新築マンションを買ったのでなんとなく新築マンションがいいかな、と思って・・・。

2人目は、まさに新築マンションが良いと思います!
3人目は、新築マンションでなくても、良い感じがします!

例をご覧になると、行動を起こした本当の理由を聞いたほうがお客様に提案しやすい事が分かると思います。
さらに突っ込んだ質問をして、別な物件を紹介すれば決まるかも知れません。
例えば、見込客から「●●線沿線が良い」と言われたら、「どうして●●線沿線が良いのですか?」と聞き、「会社から近いから」と言われたら、●●線沿線でなくても、会社から近い物件が紹介出来るのです。
大多数の営業マンは、表面的な要望を聞いたり商品説明をメインに行う営業スタイルを取るので、見込客の真の要望を聞くことが出来ずに失注してしまうのです。
かたやトップ営業たちは、まず「行動を起こした本当の理由」を聞きます。
これがトップ営業と、その他大勢の普通の営業マンの違いなのです。
さらにその行動を起こした理由は、見込み客のどのような価値観から出ているか?を聞くとさらに顧客の真の意図がわかります。顧客の価値観を知るトークは以下の記事をご覧ください↓
不動産トップセールスのヒアリング:物件(商品)がない場合
もし、「行動を起こした本当の理由」を聞いているのに、理想とする物件が見つからない場合はどうすればよいのでしょうか?

しかし、その手法はクレームにつながる恐れもあり、お勧めしません。
その場合、いわゆる「そのうち客」として定期的にコンタクトをとる仕組み(メール,FAX,手紙)をつくり、「今すぐ客」として、先方から連絡が来る仕組みを作りましょう。
「手紙」一枚で1年間に50件以上売却依頼を取った文章については以下の記事を参照してください↓
不動産営業 手紙:手紙1枚で1年間に50件以上売却依頼を取った文章
FAXを1枚送るだけで、不動産を売った方法については以下の記事をご覧ください。
不動産 FAX 営業:FAXを1枚送るだけで、不動産を売った方法
不動産営業トップセールスのヒアリング:まとめ

トップを目指すなら、まずは、このヒアリング方法をトライする事をお勧めします。
その他の営業手法については、過去の私のコラムに書いてありますし今後のコラムでも紹介していきます。
※私のコラム一覧については、以下をクリックして学んでください↓
https://million-sales.com/?cat=175
「できる営業マンになる方法」は以下の記事にまとめましたのでご覧ください↓
できる営業マン:年収1,000万以上のトップセールスになる本当の方法
投資用アパート一棟、バリバリ現役営業部長の具体的なテンプレートを公開しました。以下の記事をご覧ください↓
不動産営業 メール【極秘】テンプレート:投資用アパート一棟、バリバリ現役営業部長の具体例
普通の人でもトップセールスになる唯一の方法は以下の記事を参考にしてください↓
不動産営業のコツ:普通の人でもトップセールスになる唯一の方法【投資用アパート一棟現役店長】
営業未経験の女性、新人でも不動産営業でトップになれるトークは以下の記事を参考にしてください↓
不動産営業 女性 新人 でもトップになれるトーク:「きつい」を「楽しく」爆発的に売れる方法