本記事はこんな方におすすめです。
・どれだけ頑張っても成果が出ないと困っているあなた。
・今の自分を変える方法を知りたいあなた。
・ニューロロジカルレベルの具体的活用法を知りたいあなた。
読者(あなた)の悩み
ニューロロジカルレベルを具体的に活用する方法を知りたい。
あなたは一生懸命頑張っているのに成果が出ていなくて、ニューロロジカルレベルを活用する方法を知りたくないですか。
大丈夫です!
普段から一生懸命に努力しても、成果が出ないとモチベーションを保つことが難しいですよね。挙げ句の果てには上司に怒られてやる気をなくす・・・
このような悪循環に陥った経験はないでしょうか?
せっかく頑張っているのだから、少しでも報われたいものです。そこでおすすめの自己啓発があります。それは「ニューロロジカルレベル」です。
ニューロロジカルレベルの自己啓発は「人間の6階層に分かれた意識レベル」を活用する手法で、今以上の能力を発揮することに期待できます。
「なんだか難しい言葉が出てきたな」と思われた方もいるかもしれませんが大丈夫です。
意識レベルの6階層を1つずつ分解し実行することで、新たな自分を手にいれられる可能性があります。
この記事では、ニューロロジカルレベルを活用したトーク例やメリットを紹介します。「成長して成果を上げたい」と強く思う方は、ぜひ最後までお読みください!
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目次
ニューロロジカルレベルとは人間の意識の6段階のことである
2.行動レベル
3.能力レベル
4.信念・価値観レベル
5.アイデンティティ(自己認識)レベル
6.スピリチュアル(自分を超えた存在)レベル
1.環境レベルの解説
環境レベルとは時間、場所、人、物など自分以外の外的要因のことを言います。英語のwhen(いつ)やwhere(どこで) など、日常生活における場面のことです。
- 会社(どこ)へ決まった時間(いつ)に出社する
- カフェ(どこ)に友達とコーヒーを飲みに行く
- 自然(どこ)の中へいくと川のせせらぎが聞こえる
- 出身は東京都で家族は5人
- 仕事終わりにジムに行く
このような自分の外的要因に関することが「環境レベル」です。
意識レベルの1段階目だからといって、環境レベルを侮ってはいけません。環境にこだわることがニューロロジカルレベルの始まりです。
具体例を用いて解説します。
良い例
- 仕事において付き合う人を考える
- 熟睡するために、寝室の環境を見直す
- 健康のために、家にはお菓子をストックしない
悪い例
-
- 周りの仕事仲間は成績の悪い人ばかり
- 作業場は散らかっている
- 家はゲームなど誘惑が多い
私の例を見ただけでも、環境の大切さが分かるのではないでしょうか?
元プロ野球監督の野村さんも環境の大切さを説かれています。
環境は人生を左右する。いかに慎重に選ぶかが重要
引用元:BEST T!MES
この環境を変えるためには「行動」という意識レベルにステップアップすることが重要です。
2.行動レベルの解説
行動レベルとは食べる、寝る、筋トレする、会話するなど、英語のwhat(何をする)のことで、人間の活動を意味します。
- 情報を得るために新聞を読む
- 寝坊しないように早く寝る
- 趣味でギターを始める
- 仲良くなるために会話する
- 節約のために自炊をする
このように何をするか意識することが「行動レベル」です。私は行動レベルを見直したことで、もたらされる結果も変わりました。
良い例
- 昼から仕事に集中するため仮眠をとる
- 健康のためジムに通う
- 資格を取るために勉強する
悪い例
- 休憩中にユーチューブを見て集中が途切れる
- テレビの見過ぎで夜更かしする
- お菓子の食べ過ぎで肌があれる
上記の例を見て、環境と行動が密接に繋がっているとお分かり頂けたでしょうか?
時系列にすると以下の通りです。
- お菓子の食べ過ぎで肌があれる(行動レベル)
- 健康のために、家にはお菓子をストックしない(環境レベルの改善)
- 結果的にお菓子を食べなくなる(行動レベルの改善)
自分の改善すべき点と向き合い、環境レベルを変えることで行動レベルも改善されます。まずは自分のどの部分を改善すべきかを認識しましょう。
3.能力レベルの解説
能力レベルとは英語のHow(どのように)のことで、「マラソンに挑戦するには、どれくらいの体力(能力)が必要なのか」といった具合に、自分の能力を意識することを指します。
具体例は以下の通りです。
※「」部分が能力。
- 東大を受験するには「模試で何点」必要だろう
- 営業成績でトップになるには「何件の成約」が必要だろう
- 〇〇会社に転職するには「○級の資格」が必要だろう
- あの人は「サッカーが上手」だな
- お笑い芸人さんは「トークが面白い」
このように人が持ち合わせている能力を意識することが「能力レベル」です。
「私には何も能力がない」と思われる方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。能力は育てることで開花できるのです。
具体例を用いて解説します。
良い例
- ジムに毎日行くことで「習慣化の能力」が身についた
- コミュニケーションを意識することで「営業成績」が上がった
- 愚痴を吐かないことで「ポジティブ」な性格になった
悪い例
- 自分は「朝起きるのが苦手」だから寝坊するのも仕方ない
- 「人見知り」だから営業で良い成績があげられるはずがない
- 成功する人は「特別な能力」を持っているはずだ
良い例と悪い例の決定的な違いは「自分の能力を決めつけているか、そうでないか」です。
私自身は決して「習慣化が得意」とは思ってもいませんでしたが、ジムに通い続けることで自然と「習慣化の能力」が身についていたのです。結果的に以下のような好サイクルが生まれました。
- ジムに行くことで「習慣化の能力」が育まれる
- 「朝起きるのが苦手」だとおもっていたが「習慣化」で朝寝坊を克服
- 結果的に「朝起きるのが苦手」という認識は思い込みだと気付く
能力を意識することは大切ですが、思い込みは能力を無駄にしている可能性があります。
行動したうえで苦手なことを認識することは素晴らしいですが、過去の経験から能力を判断しているのなら、考え方を改めましょう。あなたは素晴らしい能力を秘めているかもしれません。
戦略・方向性について、営業戦略については以下の記事を参考にしてください↓
営業戦略,フレームワーク(3C),営業戦術との違い,事例,参考書籍【2024年版】
4.信念・価値観レベルの解説
信念・価値観レベルとは英語のwhy(なぜそれをする?)のことで「自分の大切にしている」ことを意識するレベルです。
信念や価値観は行動をするためのモチベーションとなり、物事を継続するうえで大切な要素になります。
具体例は以下の通りです。
※「」部分が信念・価値観。
- 「モテるため」にダイエットを頑張る
- 「営業でトップになる」ためにコミュニケーション能力を磨こう
- 「喜んでもらうため」にパーティーを企画しよう
- 「全国大会に出るため」に練習を頑張ろう
- 毎日ゴミ拾いをして「街を綺麗にしよう」
自発的に行動するには、何かしらの価値観が存在するものです。
私も自分の信念・価値観を見直したことがあります。以下がその時の例です。
- 売上成績が伸び悩んでいる
- 試行錯誤してもうまくいかない
- 何のために売り上げを伸ばすのだろう?
- 「上司に認められたい・常連のお客さんに喜んでもらいたい」
- 「じゃあ売上が伸びるまで頑張ろう!」
成績が伸びないと「何のために頑張っているのだろう?」とモチベーションが下がりますよね。
そんな時こそ上記のように価値観を見つめ直すことで、継続するためのモチベーションが維持できます。
壁にぶつかった時は、自分の「信念・価値観」と向き合ってみましょう。
現実は理念が作っているとは、
思惟する経験を知らない者には、理屈にしか聞こえまい。
(哲学者・文筆家 池田晶子)
5.アイデンティティ(自己認識)レベルの解説
アイデンティティレベルとは英語のwho(私はだれ?)のことで、「私は誰?・私は何者?」といった自己認識をすることです。
「私は〇〇である」という自己認識をすることで、自分の使命や存在価値を明確にすることができます。
具体例は以下の通りです。
- 私は市長である
- 私は営業部長である
- 私はこの子の父親である
このように自分の立場が明確であれば、1〜4段階のレベルにも影響を与えます。以下は私の例です。
- 私は7人の部下を持つ主任である(アイデンティティレベル)
- どうすれば部下に気持ちよく仕事をしてもらえるだろう(意識レベル)
- コミュニケーションをとって距離を縮めよう(行動レベル)
- 部下のAさんは静かだけど集中力が高いな(能力レベル)
- 部下のBさんは明るく、場を盛り上げる能力がすごい(能力レベル)
このようにアイデンティティレベルが明確だと、自分がやるべきことが明確になります。上司の立場だけでなく、部下の立場でも活用できます。
- 私は今年から入社した新入社員である(アイデンティティレベル)
- 新入社員が求められていることって何だろう?(意識レベル)
- まずは職場の人に自分を知ってもらうことが大切だ(行動レベル)
- 自分を知ってもらうにはコミュニケーション能力が必要だ(能力レベル)
ぼんやりでもいいので「自分は何のために生まれてきたのだろう?」「自分はなぜこの会社で頑張っているのだろう?」と考えてみることをおすすめします。
自己認識をすることこそが、行動を促すための第一歩と言えそうです。
6.スピリチュアル(自分を超えた存在)の解説
スピリチュアルレベルとは英語のFor what(何のため)、 For whom(誰のため)のことで、自分を超えた存在を指します。それは人間だけではなく、広い意味で宇宙や歴史などの、スピリチュアルな領域をも含むのです。
元コートジボワール代表のサッカー選手、ドログバ氏の内戦を止めたエピソードは「スピリチュアル(自分を超えた存在)」を表現するにふさわしいです。
私たちは、ひざまずいて、心からお願いします。許しあってください。
アフリカ大陸にある我々の豊かな国が、内戦状態に陥り続けていてはいけません。
お願いです。武器を置いてください。選挙を行いましょう。
そうすれば、すべてが良い方向に進みます。
引用元:パラサポWEB
2006年のW杯出場を決めて喜ぶロッカールームの中で、ドログバ氏はカメラの前で訴えかけ、結果的にW杯翌年の2007年に内戦は終結しました。
サッカーというスポーツを超越し、内戦を集結させるというエピソードは、まさに自分を超えた存在のレベルと言えるでしょう。
より身近な例で言うと
「人の喜ぶ顔が見たいから仕事を頑張る」
「スポーツの力で多くの人を感動させる」
「この会社のために全てを捧げる」
など、「〇〇のために」という要素が強いことが特徴です。
ここまで辿り着くには、1〜5段階のレベルで自分を満たす必要があります。そこで重要になるのが「日常会話」です。
次の章では具体的なエピソードを交えて、ニューロロジカルレベルを身につけた会話例を紹介します。
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ニューロロジカルレベルを用いた失敗と成功のトーク例
成功例
※青字部分はポジティブな面を強調しています。
上記は何気ない日常会話ですが「意識レベル」から「自分を超えた存在」までが含まれ、とてもポジティブな内容です。上記のようなポジティブな日常会話が増えることで、自分が働く価値が見出せます。
他にもトーク例があります。
スーパーでは「拡大販売」という恒例行事があり、具体的には「土用の丑のうなぎ・節分の手巻き寿司・クリスマスのケーキ」などを、たくさんの人に販売して売り上げを伸ばす戦略です。
営業は3年目未満の若手社員が担当することが多く、その時の上司との会話は以下の通りです。
人見知りとか言うけど、仲良くなった人とは、楽しそうにコミュニケーションとってるよね?(能力)
営業前の不安で押しつぶされそうな気持ちを上司との会話で以下のことに気付かされました。
- 人見知りだけど、コミュニケーションが下手な訳ではない(能力)
- 新入社員で若さをアピールできる(自己認識)
その上司はどんな相談にものってくれる人だったので、丁寧にアドバイスしてくれました。このようにニューロロジカルレベルを用いた会話には、相手に気付きを与える力があるのです。
その反面、使い方を誤ると相手の良さを活かしきれない可能性もあるので、続けて失敗例も紹介します。
失敗例
※赤字部分は失敗トーク例を強調しています。
自分はゆっくりとならコミュニケーションが取れるので、話しかけやすい人をターゲットにしました。お子さんは喜んでくれるので楽しかったです。(価値観・自己認識)
このように「試食販売をやるなら売場を盛り上げないといけない」と思い込んでいました。
ですが部下のAさんは、自分の無理のない範囲で試食販売を行うことで、見事に売り上げを達成したのです。経験に基づいたアドバイスをしていましたが、必ずしも誰にでも当てはまる訳ではありません。
自分の考えを押し付けるのではなく、その人に合わせた会話を意識することが、ニューロロジカルレベルを使いこなす秘訣と言えます。
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ニューロロジカルレベルを実践するメリット3選
- 小さく始められるから行動しやすい
- 成長を実感できるから継続しやすい
- 自分の価値観を明確にできるから活力が生まれる
1.小さく始められるから行動しやすい
ニューロロジカルレベルの1段階目は「環境」を意識することです。
結果を焦っている方は「営業成績を上げなければ・契約数を伸ばさないと」、このような思いがあるのではないでしょうか?
ですが、ニューロロジカルレベルは小さな行動を見直すことから始まります。
「まずは職場の机を綺麗にしよう」
「どの場所で商談したら成約が取りやすいのだろう」
このように本当に小さなことを見直すところからスタートするのです。いきなり「結果を出さなきゃ」と焦る必要はありません。
例えばこちらの記事にも「1日1回の腕立て伏せが、30分の筋トレに発展した」と紹介されています。
結果を焦ることは挫折に繋がる可能性も高いので、まずは「環境」という小さな部分を見直してみましょう。私自身も小さなことから始めました。
- 朝スッキリ起きるには何時に寝ればいい?
- スムーズに作業するには、どのように整理すればいい?
このように小さく考えることは誰にでももできるでしょう。先ほどの「1日1回の腕立て」と同じで、小さく始められることがニューロロジカルレベルのメリットの1つです。
2.小さな成長を実感できるから自信がつく
ニューロロジカルレベルは成長を感じやすいことが特徴の1つです。
- 読書を継続できているな
- 夜更かししなくなったな
- 運動したことで少し痩せたな
このように小さな成長を実感することで自信が積み重なります。
「そんな小さなことより、もっと大きなことを成し遂げたい」と思われる方もいるでしょう。ですがイチロー選手の言葉からも、小さな積み重ねの大切さがよく分かります。
小さなことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くただ一つの道
引用元:FNNプライムオンライン
まずは結果を焦らずにニューロロジカルレベルを始めてみましょう。私も小さな自信を積み重ねることで、成果を上げられた1人です。
- 商品の売れ筋を毎日調査
- 売れ筋商品が少しずつわかる(小さな自信)
- 売り上げが少し伸びる(小さな自信)
- 上司から信頼される(大きな自信)
売れ筋商品の調査は少なくとも1〜3ヶ月はかかります。毎日コツコツと地道な作業をすることが、大きな自信を得るための近道です。
3.自分の価値観を明確にできるから活力が生まれる
「一生懸命頑張っているのに成果もでない。上司にも怒られる・・・」
このような経験はないでしょうか?目標を達成するためには、必ず超えないといけない壁があります。
その時にモチベーションになるのが「価値観」です。
価値観が明確でないまま、行動し続けるのは簡単ではありません。例えば以下2つの目標なら、どちらの方がモチベーションが上がるでしょうか?
- 「今月は3件の契約成立を目指すんだ!」
- 「お客様が喜ぶ姿を見たい!だから3件の契約を目指そう!」
目標は同じ3件の契約ですが「お客様が喜ぶ姿を見たい!」という価値観の有無は大きな違いです。このような価値観は目の前の壁を超えるための、大きな活力になります。
以下のような価値観は、私の活力の源です。
- お客様の喜びの声を聞きたい
- 常連のお客様を増やしたい
このような価値観があると苦しい時に挫折を防ぐことにも繋がります。
ニューロロジカルレベルを実践することは、目に見えない活力を手にする力を秘めているのです。
ニューロロジカルレベル:NLP
ニューロロジカルレベルのまとめ
さらにニューロロジカルレベルを用いた会話術は、自分だけでなく大切な人の成長の手助けにもなります。
いきなり6段階の全てを実践することは難しいですが、1段階目を意識できるようになれば、着実に成長を実感できるでしょう。
何度も言いますが、大きな目標を達成するためには小さな積み重ねが重要です。
あなたも今日からニューロロジカルレベルを実践して、成長する喜びを実感しましょう!
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