営業日報の書き方・作り方がわからない。
営業日報の効率的な管理方法がわからない。
営業日報の例文(テンプレート)が知りたい!
こんにちは!私は、
あなたが営業マンだったら、「『営業日報』をどのように書いたらいいかわからない」とか、「営業日報のテンプレートが欲しい!」のような悩みをお持ちかもしれません。
あなたが管理者だったら、あなたは「営業日報」が必要と思っても、部下は「営業日報を記入するなら現場で数字を追いたい!」とか、「営業日報を記入する時間がかかって意味がない」とか、「営業日報」について反対の声が上がっているかもしれません。
結論として、「営業日報」は必要です。
この記事では、結果の出る具体的な「営業日報」の例と管理・運営方法をお伝えします。
目次
営業組織を確実に強くする「しくみ化」:営業日報のやり方!
メルマガ読者のMさんからご相談をいただきました。
うちの会社では「営業日報」が稼働していないんです。
部署全体で、ウソの報告をしているんです!
上司もグルなんです。
私は、自分の部下の為に、業務を分析・改善するオリジナルの「営業日報」を作成したいんです。
加賀田先生、どうしたらいいでしょうか?
Mさん、ご相談ありがとうございます。
同じように、あなたも従業員、部下がいらっしゃるのであれば、個人としてではなく営業マネージャーとして「どのように組織を勝たせるか?」日々、悩んでいませんか?
そのようなあなたに、一日、10分で出来る営業組織を確実に強くする「仕組み化」について具体的にお話します。
あなたに従業員・部下がいらっしゃるとしたら、たぶん、あなたの営業スキルは、中の上以上だと思います。
つまり、「その営業スキルを効果的・効率的に部下に浸透させるにはどうしたら良いか」悩んでいませんか?
私が、営業現場で、とてつもなく苦労して、1日10分/一人で一番、即効性のあった実績のある方法をお教えします!
それは、
↓
「営業日報」です!!
「すでに、やっているよ!」という方は、そのまま継続してください。
もし、「営業日報」をやっていないのであれば、今日からはじめてください。
では、次の章から、「営業日報」の具体的な書き方をお伝えします。
営業日報:書き方・テンプレート
営業日報の内容はシンプルで良いのです。
以下の3つの内容をおさえてください。
1、定量分析
■目標数字(KPI)
■実数(結果)
■差(目標ー実数)
■達成率(実数➗目標)
■見解
良かったのか?悪かったのか?
悪かった場合どのように改善するか?
2、定性分析(短期的な作戦)
■週間単位
■1か月単位
3、定性分析(中長期的な作戦)
■3か月以内
目標は「売り上げの件数・額」だけでなく、「テレアポ数」とか、「プレゼン数」とか、「見積もり提出数」とか、行動が重要なのです。
結果はコントロール出来ませんが、行動はコントロールできるからです。
目標は「重要数字(KPI)」にすれば良いのです。
「重要数字(KPI)の設定方法は、そのチームの作戦(テーマ)によります。
例えば、「そもそも、部署全体でテレアポ自体をしていないので、テレアポ件数をまず重要数字にしよう!」と言うのでも良いのです。
※KPIは、キー・パフォーマンス・インディケイター(Key Performance Indicator)の略。
重要数字(KPI)については以下ページを参照してください↓↓
「営業マンは数字がすべて?」楽天 三木谷流 トップセールスの儲け方!
営業日報:管理・運用方法
「営業日報」の内容について、従業員・部下と「1人10分」で良いので、膝と膝を突き合わせて、面談してください。
1人10分でも、6名実施すれば、60分(1時間)も!かかります。
もしかしたら、あなたは、「1時間もとれないよ~」と思われるかもしれません。
しかし、「なまくら刀」でいくら戦っても、勝負に勝てません。
「刃を研ぐ」習慣が必要なのです。
日報を実施するのは、1日の業務終了後にするのが効果的です。
その日を振り返りながら、最高の営業教育が出来ます。
営業日報:目標数字(KPI)
単純に、成約率(成約件数)を目標数字にしても、やる気がでない場合があります。
例えば、不動産業など、月に1〜2件の成約件数を目標にしても、毎日、数字が動きません。
ですから、
・アプローチ数(テレアポ数)
・見積もり提出数
・プレゼン数
など、各「営業工程」毎に目標数字を設定しましょう。
「営業工程」についての解説ページは以下の記事を参考にしてください↓
営業工程・営業フロー・営業プロセスを見える化・改善して売上アップ!
例えば、ある営業マネージャーさんは、「チーム全体がそもそもテレアポ数が少ない」ことが重要だと考えたので、「テレアポ数」を重要数字(KPI)にしました。
そして、それを管理し、架電数を徹底することで売りあげが倍増したのです。
※重要数字(KPI)を設定し、営業日報を運営し、成功した営業MGRの声↓↓
行動計画の管理は、無料のSFA(Sales Force Automation:セールスフォースオートメーション)を使えばいいのです。
わざわざ、日報に書く手間は無駄です。
SFA(Sales Force Automation:セールスフォースオートメーション)については、以下の記事を参考にしてください↓
無料 SFA(Sales Force Automation):現場で使える!営業管理ツールはこれだ!
営業日報例:「4行日記」
日報の代用として、「4行日記」があります。
4行日記というのは、4行で完結する日記のこと。
米国防総省の研究所で軍隊の組織編成法の開発を担当した組織論で有名な小林惠智氏が考案したメンタルマネジメント手法です。
方法としては、1日を振り返って、「事実」「発見」「教訓」「宣言」の順に1行ずつでまとめ、最終的に4行の日記を完成させるのです。
詳しくは、以下の記事を参考にしてください↓
営業日報「極意」:一番効果的な「営業日報」の書き方
難易度は高いのですが、思考力を鍛える「営業日報」の方法をお伝えします。
それは、
「今日を『一言』で言うとどのような一日だったのか?」
を「要約」して発表させることです。
この問いには、1日の業務をロジカルシンキング(ピラミッドストラクチャー)を用い、「要素分解」し「要約」することが必要です。
この「要約」して思考させることは、難易度が高いので、役職が高い部下に指導する際に使ってください。
ロジカルシンキング・ロジカルライティングについては、戦略コンサルティング会社マッキンゼーでライティングを教えていたバーバラ・ミントさんの以下の書籍「考える技術・書く技術(ダイヤモンド社)」で体得してください↓
営業日報の効果は「あなたの分身」を作ること
「営業日報」の効果は、あなたの「分身」を作ることなのです。
あなたの「マインド(人生観・仕事観)」「スキル」を「営業日報」を用いて従業員・部下にインストールしてください。
人生観・仕事観を「飲み」に行かずに、毎日、インストールすることができるのです。
「最高の営業教育」になるのです。
早くて、当日、遅くても、一週間後ぐらいから効果を実感されると思います。
多分、「あっ!こんなことが分からなかったんだ!」とか、「こんな不満を組織にもっていたんだ!」とか、びっくりされると思います。
部下からしたら「私の話を、しっかり聞いてくれたんだ」と、不満の「ガス抜き」の効果もあります。
今日から、実施してください。
確実に効果があります。
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