営業ができなくて、辛い(ツライ)んです。
営業がキツくて、苦しくて、辞めたいんです。
あなたは、そのような悩みを抱えて苦しんでいるはずです。
営業ができなくて辛いとき、ノルマが達成できなくて苦しくキツイとき、「もう営業なんて、辞めてしまいたい!」とあなたが思われる気持ちも分かります。
「営業職を辞める前」にちょっとお話をお聞きください。
こんにちは!私は、
営業がニガテの人でも、
最新の購買心理学で、
自然にお客様の「欲しい!」を引き出す!
『営業は台本が9割(きずな出版)』著者
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※第六刷増刷(2021年2月現在)
営業教育日本一
ミリオンセールスアカデミー®主宰
台本営業®コンサルタント加賀田裕之です。
新人営業マンのさとしさんから、「営業が出来ない、ツライ、キツイ、もう辞めたい!」とご相談を頂きました。
僕は「ダメ人間」なんでしょうか?
もう、自分が嫌いです。
僕は先々月から営業の仕事を始めた営業マンです。
また、月末の締め日がきます。
この前、大きな商談がありました。この商談が重要だとわかっていたので、僕なりに頑張りました。
でも結果は、失注でした。
原因は、ちょっとしたミスです。
今までも悔しい思いをして来たので、今回は無くそうとおもっていました。
なのにまたやってしまいました。
僕は自分が嫌になってしまいました。
いくらやっても結果が出ない。
いつも、もうちょっとのところで、ちょっとしたミスで失注する。
僕は、もう、自分が嫌いになってしまいました。
毎日、会社に行くのが、イヤでたまりません。
営業(職)自体も、無理やり売っているようで嫌になってきました。
商品(サービス)も、好きなのか?が疑問になってきました。
加賀田先生、
僕は「ダメ人間」なんでしょうか?
僕は、営業に向いていないんでしょうか?
さとしさん、ご相談、ありがとうございます。
ご相談を読んでいると、なんだか切なくなって泣けてきます。
これだけは言えます。
あなたは決してダメ人間ではありません。
「正しいやり方を知らないだけ」
「体系的な営業教育を受けていないのです。」
何度も失注してしまうと無力感を感じます。
また、失注の原因と解決策を購買心理に基づき理論的・科学的にアドバイスしてくれる上司・先輩がいないと、「どうしたらいいのか?」わからなくなって途方に暮れてしまうことは、僕もとてもよく理解できます。
ですので、質問をしてくださって本当にありがとうございます。
お読みになっているあなたも同じように悩まれているかもしれませんので、「力になれたらいいな」と願って答えさせていただきます。
目次
1、営業職(セールスマン)はなぜ必要か?
営業(職)自体が好きになれないんです。
そもそも、営業(職)って必要なんですか?
まず、「なぜ、世の中に営業職が必要か?」一緒に、考えてみましょう!
当たり前ですが、「食事が美味しいかどうか?」は食べればすぐわかります。
ですから、飲食など、体験すれば分かることについて、必要ありません。
家電商品など店頭で販売している商品は、商品説明を聞けば分かります。
ですから、「販売員」で良いのです。
説明を聞かないと分からない商品・サービスがあります。
不動産の購入・保険のサービスを受ける時など、営業マンから説明を聞かないと分からないですよね。
商品について分からないだけでなく、お客さん本人自身が自分のニーズを理解できていないことが多いので営業マンの助けが必要だったり、高額な商品で自分一人で判断できない商品・サービスが世に存在しています。
ですから、営業マン(セールスマン)は世の中に必要なのです!
次の章では、「自分が扱っている商品・サービスが好きになれない」という問題について考えてみましょう。
2、「商品が好きになれない」ので売れない・ツライ??
私は、「保険」を売っているんですが、保険ってそもそも必要なんですか?
「保険」が好きになれないんです。
「営業がツライ」という営業マンは、「自分が扱っている商品が好きになれない」という悩みを抱えている方も多いのです。
好きになれない方の多くは、「世に必要ない商品を売っているのではないか?」という悩みなのです。
あなたが扱っている商品・サービスは世に必要ないんでしょうか?
あなたの会社やあなたの商品のジャンルが世に存在して数年経っているなら、安心してください。
もし、世に必要なければ、淘汰(とうた)されて、そもそも世に存在していません。
世に存在している商品・サービスは誰かに必要とされているのです。
その商品・サービスを好きになってください。
必要のない商品は世に存在していないのです。
自信を持って、お勧めしてください。
営業マンに必要なマインドセットは以下の記事で体得してくださいね↓
もし、あなたが、あなたが売っている商品・サービスが好きでないなら「転職」することをお勧めします。
3、辛い気持ちを吐き出すこと。
3−1、全てを失った女性の話をさせてください。
営業出来ない、辛い、もう嫌だ。
会社に行きたくない、、。
あなたは、ひとりで苦しんでいませんか?
営業ノルマに追われ、仕事に疲れ、日常に苦しみ、「もう、営業(職)をやめようかな」と悩まれたときでも、あなたは、誰にも弱みを見せられない状況かもしれません。
そのようなツライ時、どうするか?
「ジャッキー・サブリドさん」という方のお話をお聞きください。
若く、美しく、すべてをもっていたジャッキー・サブリドさんは、1999年、自動車事故に遭いました。
そして、奇跡的に助かったものの、全身におおやけどを負ってしまいました。
自殺をしても、おかしくないような苦しみを経験したのです。
その後、テレビ番組で、飲酒運転をした犯人の母親と対面し他時、「憎しみの言葉を述べるか?」と思ったら、ジャッキーは犯人の母親に「もう、気にしなくていい」と言っています。
どうして、ジャッキーはこんなに強いのでしょうか?
ジャッキーさん、あなたは、一日5分だけ、泣くことを、ご自身に許しているそうですね?
実は、これは、いとこのアイデアなんだけど、、
「ジャッキー、あなたは一日5分しか泣いちゃダメよ」って。
それでも、私が「ええ、分かっているわ。でも、でも、」とクヨクヨしていると、彼女が「はい5分終了!泣くのはおしまいよ!」って(笑)
3−2、キツイ気持ちを、まず、吐き出そう!
ジャッキー・サブリドさんの話を聞いて、あなたはどのように感じましたか?
営業職ならノルマに追われることもあるかもしれません。
特に、新人さんや、転職してきた方飛び込み営業などされている方など神経をすり減らしていると思います。
あなたも、苦しいとき、悲しくなってしまうとき、つらくなってしまうとき、「営業が出来ない!ツライ!苦しい!辞めたい!」と絶望してしまうときもあると思います。
営業であれば、月末になると、ノルマ達成するか未達成で、「胃が痛い、、」とか、お辛い時もあると思います。
そんなときは、ジャッキーのように、時間を決めてあなたの苦しみ、つらさ、悲しみ、吐き出してみてください。
繰り返しますが、時間を決めるのがポイントです。
特に「契約をキャンセル」されて辛くなった時は、以下の記事をご覧ください↓↓
契約キャンセルで辛いときの「心のケア」2つの方法!
少し、楽になりましたか?
すっきりしましたか?
デトックスしたその後は、事態を好転させるために、リソースを使ってください。
そうですね。気持ちが少し、楽になったら、具体的なスキルを習得することにパワーを使いましょう!
行動だけが、わたしたちを変えていきますからね。
4、「営業が辛い時期」は早く体験しておこう!
4−1、「営業でお客様からボコボコにされてツライ時
「営業辛くないですか?」
「営業きつくないですか?」
「『もう辞めたい!』と思っていませんか?」
私は、先日、飛び込み営業をされている方の商談音源(飛び込み営業の場面を録音)をお聞きしていたのです。
そこでは、「おまえ、二度と家にくるな!」など、見込み客から、こっぴどく否定されていたのです。
特に、見込み客開拓の(飛び込み営業やテレアポ)は、このような冷たい対応を受けて、営業が嫌になってしまうことがよくあります。
ですので、私はクライアントさんのメンタル面のケア・マインドセットも心掛けています。
「営業辛い、きつい、辞めたい。」と思っているあなたへ解決策をお伝えしますね。
4ー2、あのイチロー選手も精神疾患(イップス)で苦しんでいた。
あのイチロー選手ですら、精神疾患(イップス)で苦しみ、そして、それを克服していたお話しをご紹介します。
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4−3、「タフ」と「鈍感」は違う。
あなたが、営業成績が思うように伸びずに「落ち込んだり」、ノルマがキツくて「辛く(ツラく)なってしまう」のはとっても良いコトなのです。
「え!?落ち込んでしまうのが良いコトなの?」とあなたは、不思議に思われたかもしれません。
時々見るのが、電話を何百件かけても平気、飛び込みで何件断られても平気な「マシーンのような営業マン」がいます。
全く痛みを感じない(マシーン)のは「鈍感」です。
これでは、アプローチ(見込み客開拓)数は増やせますが、その後、お客様の細かな心理状態を理解できないので、成約につながりません。
痛みを感じた上で克服しているのであれば良いのです。
それが、「タフ」という精神状態です。
繊細な気持ちがないと、お客様の心理状態も読み取れないので、成約には至りませんん。
あなたが、落ち込んだり、苦しんだり、辛かったり(ツラかったり)するのは、とても良いコトなのです。気持ちが健康な証なのです。
では、何が必要なのか?
次の章でお伝えします。
5、営業が辛いのは「売れない」から。売れれば好きになる!
「営業が出来ない・苦しい・ツライ・辞めたい」と思うのは、多くは営業指導が悪いことが原因なのです。
新人営業マンのさとしさんからはこんなご相談も頂いていました。
上司から、「土下座してでも売れ!!」って言われて悔しいんです!!
あなたが不条理で不合理な指導や、パワハラを受けていたら、「上司に、営業指導能力がないのを従業員や部下のせいにしている」と思って間違いはありません。
5−1、「営業が辛い」原因:「営業マンは人間力だ!」という指導
私も営業新人の時に、上司からこのような指導をされたんです。
営業って、初めてなんですが、、どうやったらいいんですか?
営業はな、、「人間力だ!」(どや顔)
はぁ〜?
私は、50歳ですが、過去、部下にも、生徒さんにも、クライアントさんにも営業力を上げるために、「人間力を磨きないさい!」と指導したことはありません。
営業は人間性(人間力)。
確かに、正論です。
しかし、人間力が上がるのは、いったい何歳になってからでしょうか?
60歳でしょうか?
70歳でしょうか?
人間力が上がるまで、お客様は、待ってくれるのでしょうか?
似た言葉で、「商品を売る前に、自分を売れ!」というのもありますが、それは、商品・サービスそのものがお客様に価値をもたらしていないからでしょうか?
こういうことを言う上司・社長は、営業を教えるノウハウを持っていないんですね。
その能力のなさを、部下の「人間性」のせいにしているのです。先輩、上司、社長がこんなセリフを言ったら、騙されないでくださいね。
5−2、「営業が辛い」原因:「営業はセンスだ!」という指導
営業現場で、次に、当たり前のように言われるのが、「営業はセンスだ!(どや顔)」です。
逆に言うと「センスのないやつはダメだ!」という指導です。
営業新人当時、この「営業はセンスだ!」と言われて、悩みました。「センス」って、いったい何でしょう?
作家の三島由紀夫氏によると
センスとは相手を思いやる気持ち、すなわちこれ、デリカシー
という名言があります。
営業は、相手を思いやる気持ちが重要ですので、間違っていないのですが、営業現場で「営業はセンス」と言ってしまえば、なんとなく意味が通じる「便利言葉」なので、さらに深く考えることをやめてしまいます。
これも、社長・上司・先輩が「営業を指導する能力がない」ことの言い訳でしかありません。
このような言葉に騙されないでくださいね!
5−3、「営業が辛い」原因:「営業は歩合だ!」という指導
営業現場で、「営業は歩合だ!」という指導もよくあります。
営業マンのモチベーションさえ上げれば、売り上げが上がるので、「歩合(インセンティブ)をあげれば良いんだ!」という発想です。
当たり前ですが、営業マンが頑張った分だけ、(売り上げが上がった分だけ)歩合などに反映されなければ、モチベーションは上がりません。
頭の悪い経営者は、売り上げ数字を歩合に反映するのを嫌がります(笑)当たり前ですが、優秀な営業マンから転職します。
しかし、だからと言って、歩合制度だけあれば売れるのであれば、どの会社でも歩合制度を作れば売れることになります。世の中は、そんなに単純ではありません。
■適切な人事制度(歩合制度など)
■営業教育の仕組み
が必要です。
もし、あなたが、「営業は歩合(インセン)だ!」と言われたら、「この会社大丈夫かな?」と注意してくださいね!
5−4、「営業が辛い」原因:「営業は気合だ」という指導
最後に、営業現場でありがちな指導で、一番腹の立つ指導ですは「営業マンは気合だ」という指導です。
「上司と部下の関係を利用して、反抗できない状況で、正論で追い詰める不愉快なパワハラ営業指導」と炎上した「キリンビールのパワハラ営業指導現場(テレビ番組:ガイヤの夜明け)を見てみましょう。
居酒屋にて、、、
覚悟が足らん!
今のまま10年後になったら下の子がついてこないでしょ。
やってないねん!
お前、どれだけやっとんねん!
やれや!
・・・(泣き出すまで追い詰められる)
説教は、泥酔するまで終わらず。
偉そうに説教して気持ちよくなった先輩は女子社員とおかえり。
指導する上司が何も考えず、部下指導を利用してただただストレスを発散しているだけです。
5−5、「営業が辛い」原因:上司が営業を教えられないから
ブラック営業会社の営業現場でありがちな指導は、「土下座してでも売れ!」
このような上司がよく言う言葉は、「泣き落としてでも売れ!」です。
完全にパワハラですね(笑)
タチが悪いのは、このようなブラックな指導をする上司は「会社で力を持っていて逆らえなかったりするケース」や、意外や意外「トップセールス」だったり場合があるのです。
トップセールスの場合は、自然に売れてしまうので、「なぜ、自分が売れているのか?」分析することがないので、部下に分かりやすく指導することができないのです。
ですから、あなたが営業が出来なくて苦しむのも当然なのです。
6、まとめ:購買心理に基づき体系的に営業を学ぼう!
高校でも、専門学校でも、大学でも、大学院でも、マーケティングを教えてくれるところはありますが、営業(セールス)を体系的・論理的・科学的に教えてくれるところはありません。
ですから、多くの営業マンは「迷い、苦しむ」のです。
このような「理不尽で不合理で不条理な営業指導」に嫌気がさしていて、早急に状況の改善をご希望されているのであれば、ミリオンセールスアカデミー®︎台本営業®︎セミナーに御参加いただければ、あなたの販売(営業・セールス)能力を劇的に、向上するワークを体感できます。
この3つが重要なのです。
1)体系的に購買心理を理解する
2)購買心理に基づくオリジナル営業台本をワークにて作成
3)成約率80%の営業台本をロープレで体得する
営業が苦手の人でも「自然に」お客様の「欲しい!」を引き出す!
ミリオンセールス台本営業®︎セミナーで、お会いしましょう!
いつかリアルであなたにお会いできる日を、楽しみにしています。
営業がニガテな人も、最新の購買心理学で体系的に営業理論を理解し、自然にお客様の「欲しい」を引き出すミリオンセールスアカデミー®︎台本営業®︎セミナー