ジョハリの窓とは?トップ営業が伝授!ビジネス•恋愛で活用する5つのコツ

ジョハリの窓

 

本記事はこんな方におすすめです。

 

・ジョハリの窓についてもっと知りたい!

 

・ジョハリの窓を使ってコミュニケーションを取りたい。

 

読者(あなた)の悩み

 

ジョハリの窓を使ったコミュニケーションを取りたいけど、どうすればいいの?
ジョハリの窓を使ったら恋愛がうまくいくのかな?

 

ジョハリの窓について何となく知っているけれど、どのように使いこなせばいいか迷っていませんか?

 

大丈夫です!

私は、ミリオンセールスアカデミー®トップセールスマンです!

 

ジョハリの窓は「自分と他社の視点」を切り分けて活用した自己分析です。

 

正しいやり方さえ理解すれば、自己分析として活躍するだけではなく、素晴らしいコミュニケーションテクニックとしても応用できます

 

 

本記事のポイント

・ジョハリの窓の基本的な知識を体得! 

  • ・ジョハリの窓のビジネスプライベートに活かすコツを体得!
  •  
  •  

この記事ではトップ営業が伝授する「ジョハリの窓の解説」と、「ビジネスや恋愛で活用する5つのコツ」を紹介するので人生を豊かにしてくださいね!

 

ジョハリの窓とは?

 

ジョハリの窓とは心理学モデルの1つで、「自分から見た自分」と「他人から見た自分」を切り分けて考える、より自分を客観視するための自己分析方法です。

 

1955年、アメリカの心理学者であるジョセフ・ルフト氏とハリ・インガム氏が発表した「対人関係における気づきのグラフモデル」が、後に2人の名前をとって「ジョハリ」と呼ばれるようになりました。

 

 

自分の長所に気づければ自信がつきますし、短所に気づければ改善することができます。これらは円滑なコミュニケーションを行うために欠かすことができません

 

言い換えればジョハリの窓を活用すれば、円滑なコミュニケーションをとることができるのです

 

ジョハリの4つの窓とは?

人は対人関係において4つの領域を有していて、ジョハリの窓ではその領域を「窓」に例えられます。以下がジョハリの4つの窓です。

 

ジョハリの窓

 

4つの窓とは、

 

  • 開放の窓:自分も他人も知っている自己
  • 秘密の窓:自分だけが知っていて、他人にはまだ知られていない自己
  • 盲点の窓:他人は知っているが、自分では気づいていない自己
  • 未知の窓:自分も他人も知らない、誰からもまだ知られていない自己

 

以下、ご説明します。

 

開放の窓の解説

開放の窓は英語で「open self」と訳され「自分も、他人も知っている自己」のことです。

 

ジョハリの窓

 

「自分にはこんな一面がある」という認識と、「周りから○○と思われている」という認識が一致している部分のことであり、誰もが認める自己の性格などが当てはまります。

 

開放の窓を拡大することで、お互いの認識のズレが解消され、より円滑なコミュニケーションを実現できます。

 

例えば、元テニスプレーヤーの松岡修造さんは自他共に認める「熱い性格」の持ち主でしょう。

 

ジョハリの窓

 

「松岡修造さんは熱い人間である」という認識は、まさに「自分も他人も知っている自己のこと」のことです。

 

あれだけ長くテレビで活躍しているのは、松岡修造さんの開放の窓が明確なので、テレビ局も視聴者も信頼を置けることが挙げられるでしょう。

 

盲点の窓の解説

盲点の窓は英語で「blind self」と訳され「他人は知っているが、自分では気づいていない自己」のことです。

 

ジョハリの窓

 

あなたは、他人から意外なフィードバックを受けたことはないでしょうか?

 

自分はネガティブな人間だと思っていたのに他人からは「ポジティブだね」と言われたり、怒ってるつもりはないのに「怒っているの?」と言われたり・・・。

 

このように自分では気づかない、他人の視点だからこそ発見できる性格や傾向のことが盲点の窓です。

 

盲点の窓は、気づかないうちに相手を不快にさせている可能性があるので、窓をできるだけ小さくしておくことをおすすめします。

 

ただし、活用方法によっては自身の成長に繋げることができます。私も盲点の窓を活用して成長した一人です。

 

お前って慌てて作業するとミスが多くなるよな(笑)
上司
上司
私もミスが多いことで悩んでいるんですよ。

 

普段はそんなにミスしていないよ。特に慌てている時にミスが多い
上司
上司

そうなんですね。一度、自分でも原因を考えてみます。

 

私はこの会話以降、自分がミスをする時の傾向を把握するように意識しました。そこで分かったのは「焦っている時にミスが圧倒的に多くなる」ということです。

 

私は「ミスが多い人間」だと思っていましたが、正確には「焦っている時にミスが多い人間」でした。

 

このように人間は意外と自分のことを知らないものです。「盲点の窓」を減らすには、他人からフィードバックしてもらうことをおすすめします。

 

秘密の窓の解説

秘密の窓は英語で「hidden self」と訳され「自分だけが知っていて、他人にはまだ知られていない自己」のことです。

 

ジョハリの窓

 

例えば、周囲に隠している欠点やコンプレックス、トラウマ、悩み苦しみ、大事にしている新年理念などが秘密の窓に該当します。

 

 

秘密の窓を開放した素晴らしい参考事例もあります。それは、アーティストグループAAAのメンバーである與(あたえ)さんがゲイだと告白したことです。

 

理解するのに時間がかかるかもしれない。でもこのことについて理解が深まり世界が変わってくれることを信じています。本当に何年もの間自分の一部を受け入れることができませんでした。それはぼくがゲイであるということです

引用元:サンスポ

 

SNS上では「公表してくれてありがとう」などの大きな反響がありました。おそらく本人は相当な勇気を振り絞って公表したことでしょう。

 

ですが、勇気を持って秘密の窓を開放すれば、想像以上に共感してもらえることがあるのです。

 

「秘密の窓」を開放する「自己開示」の方法については以下の記事を参考にしてください↓

 

自己開示 苦手克服!:意味・効果・方法をトップセールスの営業心理学で体得しよう!

 

自己開示 苦手克服!:意味・効果・方法をトップセールスの営業心理学で体得しよう!

 

「秘密の窓」とは「ニューロロジカルレベル」の「信念・価値観」「自己認識」にあたります。ニューロロジカルレベルについては以下の記事を参考のしてください↓

 

ニューロロジカルレベルとは?トップ営業が教える活用法・トーク例

 

ニューロロジカルレベルとは?トップ営業が教える活用法・トーク例

未知の窓の解説

未知の窓は英語で「unknown self」と訳され「自分も他人も知らない、誰からもまだ知られていない自己」のことです。具体的には秘められた才能や能力などを指します。

 

ジョハリの窓

 

盲点の窓と秘密の窓を小さくして、開放の窓を大きくすると、未知の窓に気づけます。「自分の知らない才能」に気づくことは、大きく自己成長を遂げるチャンスと言えるでしょう。

 

スーパーマーケットで一緒に働いていた後輩も、未知の窓をうまく活用したことによって活躍しています。

先輩。仕事がしんどくて辞めようと思っています。
部下
部下

そうなの?そんな素振り全く無かったよね?

 

15時頃までは仕事がびっしり詰まっていて、お客さんにしっかり接客できないことが辛いです。
部下
部下
確かにAさんは一人一人に対する向き合い方が丁寧だもんな。気持ちはすごくわかるよ。

 

でもやりたい仕事がある訳ではないんですよね。
部下
部下
知り合いに介護士の人がいるんだけど、人員不足で困ってるみたい。やりたい仕事が見つかるまでそこで働いてみたら?
ありがとうございます!一度やってみます。
部下
部下
Aさんは丁寧に仕事をするから介護士に向いていると思うよ!

 

結果的にAさんは介護士をしながら「障がい者の人たちが生きにくい社会を変えたい」という思いが芽生え、現在は社会福祉士として活躍しています。

 

Aさんが社会福祉士として活躍する姿は、私もAさんも想像していませんでした。このように活躍できたのは「仕事を辞めたい」という秘密の窓を小さくし、開放の窓を大きくしたことが要因です。

 

コミュニケーションや成長における全ての始まりは、開放の窓を大きくすることと言えるでしょう。

 

ジョハリの窓をビジネスや恋愛で活用する5つのコツ

続いてはジョハリの窓をビジネスと恋愛で活用する5つのコツを紹介していきます。「ジョハリの窓を活用したトーク例」も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

 

  1. 否定的な言葉を使わない
  2. 自分の思いを人に伝える
  3. 成長し続けるために活用する
  4. フィードバックを信用しすぎない
  5. セルフトークで性格を把握する

 

1.否定的な言葉を使わない

ジョハリの窓を実施すると、自分や他人を否定的に捉えてしまう可能性があります。ですが、否定的な言葉を使ってはいけません

 

あくまでもジョハリの窓は自己分析をするための方法の1つです。あまりにも正直にフィードバックすると関係性がこじれる可能性があります。私も後輩に思ったことをそのまま口にして拗ねさせてしまいました。

 

Aさん、今日が締切の仕事できた?
すみません。出来ていません。
部下
部下

 

どうして出来ていないの?やる気ないの?
すみません・・・。
部下
部下

 

冗談半分で言ったつもりでしたが、Aさんは少し拗ねてしまいました。このような否定的なコミュニケーションではAさんの秘密の窓を増やすことになります

 

おすすめは、ネガティブワードをポジティブワードに言い換えることです。心理学用語では「リフレーミング」とも言います。

 

    • せっかち→「スピード感がある」

 

    • 臆病→「慎重」

 

    • 静か→「落ち着いている」

 

    • 飽き性→「多趣味・行動力がある」

 

    • うるさい→「元気で明るい」

 

    • 自分の意見を曲げない→「芯がある人」

 

  • ネガティブ→「嫌なことに目を向けられる」
  •  

世間的にネガティブとされるワードも、言い方を変えればポジティブワードになります。

 

ポジティブワードは開放の窓を広げるチャンスです

 

先ほどのコミュニケーションであれば以下のようにリフレーミングするといいでしょう。

※赤字はリフレーミング部分

 

Aさん、今日が締切の仕事はどんな感じ?
すみません。出来ていません。
部下
部下

 

そっか。もしかしたら他の仕事に追われていたのかな?

先に締切が迫っている仕事を終わらせようか。

 

初めのコミュニケーションは「やる気がない」という否定的な言葉を使うことで秘密の窓を増やしかねない状況でした

 

開放の窓を増やすためには、相手に信用してもらうことが大切です。

 

ですから「他の仕事に追われていたのかな?」と思いやりのあるポジティブワードに変換することで、相手の信頼を勝ち取りましょう

 

そのような地道な積み重ねが、相手の開放の窓を増やすための近道です。

 

 

リフレーミングはアスリートも利用しています。メンタルトレーニング指導士の田中さんが、白血病から見事に復活した競泳の池江選手の例を紹介していました。

 

病気になった事実は変わらないけど、今の自分でできることは何かというリフレーミングができると、具体的な行動一つひとつが見つけられるようになる
引用元:TOKYO MX +

 

普通なら「どうして私が白血病になったのだろう」と否定的になりかねない状況ですが、ポジティブワードにはどんな逆境をも乗り越える力があるのです。

 

他人に対してはもちろんですが、自分に対してもポジティブな言葉をかけるように意識しましょう。

 

 

2.自分の思いを人に伝える

他人に対して感じたことは積極的に伝えましょう。ジョハリの窓は一人よりも複数人で実践する方が効果的です。

 

自分の思いを人に伝えるメリットはたくさんあります。

 

  • 他人の成長を促す
  • ジョハリの窓の練習になる
  • パートナーとの関係が向上する
  • 相手の良い面が目につくようになる
  • 他人からフィードバックを返してもらえる

 

良いことをあげればキリがありませんが、私が1番感じたメリットは「他人の秘密の窓を、開放の窓に変えることができる」ことです

 

私が部下にしたアドバイスを紹介します。

 

Aさんって猫被っているよね?
どうしてそう思ったんですか?
部下
部下

 

同期とは楽しそうに話しているから、今の部署が合ってないのかなと思って。
実は上司のBさんが怖くて萎縮しているんです。
部下
部下

 

部下に対して思っていたことを率直に伝えたことで、「上司のBさんがこわい」という秘密の窓を、開放の窓に変えることができました

 

もちろんこれだけで会話を終わらせてはいません。「上司のBさんがこわい人ではない理由」をきっちり説明しました。

 

 

上司Bさんのどんなところがこわいの?
話しかけても無愛想で、仕事をどのように進めて良いか困っているんです。
部下
部下

 

無愛想に感じるかもしれないけど、怒っている訳ではないから大丈夫だよ!
怒っていないのに、あんなに無愛想なんですか?
部下
部下

 

寡黙で仕事にすごく集中する人だから、休憩中とかに話しかけてみたら?

わかりました!
部下
部下

 

部下Aさんは「無愛想な人間はこわい」という固定観念を持っていたので、自分自身で仕事をしにくい環境を作っていました。

 

ですが「上司Bさんはこわい人ではない」と伝えることで、部下Aさんの固定観念を払拭したのです

 

思いを伝えることは、職場の人間関係を良好にする力を持っています

 

 

他人に思いを伝えることが苦手な方は、リフレーミングを使って自分に優しい言葉をかける練習をしてみましょう。

※赤字はリフレーミング部分

 

  • マルチタスクが苦手だな→1つのことに没頭できる性格かもしれない

 

  • 仕事の期限が迫ると焦ってしまうな→仕事に対して責任感が強いのだろう

 

  • マイペースな性格だと指摘されるな→楽観的な性格なのかもしれない

 

自分のネガティブだと思っていた性格をリフレーミングすることで、盲点の窓を開くことができます

 

ネガティブな面をポジティブに捉えることができれば、他人に対しての印象もポジティブなものになるので、自然とフィードバックしてあげたくなるものです。

 

まずは難しく考えず、自分に対して優しい言葉をかけてみましょう。

 

 

3.成長し続けるために活用する

結婚生活やビジネスの世界において成長し続けることは、良好な人間関係を築く大切な要素の1つです。日本では3組に1組が離婚しているという事実を知っているでしょうか?

 

離婚原因の1位にあげられているのが「性格が合わない」です。そもそも結婚はお互いをパートナーとして認め合って結婚しているのに「性格が合わない」というのは不思議な話でしょう。

 

実は面白い研究があります。インドのラージャスターン大学の1982年の研究で、恋愛結婚と取り決め婚(お見合い結婚)における恋愛感情の強さを測定する調査が行われました。

 

その結果、恋愛結婚をした夫婦よりも取り決め婚の夫婦の方がスコアが上という結果が出たのです。
※スコアは満点91点

 

  結婚1年以内 10年以上
恋愛結婚 70 40
取り決め婚 58 68

 

 

恋愛期間をおいて結婚した方が幸せになれそうな気がしますが、意外にも結果は逆でした。その原因は以下のように指摘されています。

 

取り決め婚で結婚したパートナーは、ここから愛情を育て上げていかなければいけないという前提だったのでしょう。

一方、恋愛結婚の場合は「自分たちはぴったりフィットしているから、愛は自然と育っていく」といったような油断があったのかもしれません。
引用元:Medium

 

 

「結婚=ゴール」と勘違いした結果が、恋愛感情のスコアや離婚率の高さに表れています。結婚後に幸福感を高めるためには、お互いが成長し続けないといけません。

 

だからこそ、ジョハリの窓は結婚生活の幸福感を高めるために有効な手段なのです。

 

私の友人夫婦の例を紹介します。結婚生活7年目に突入しましたが、結婚当初には嫁さんの不倫が発覚し離婚寸前。

 

ですが、何度も話し合うことで危機を乗り切り、今ではすごく良好な関係を築いています。

 

以下は不倫発覚後の話し合いの一部です。

※赤字は秘密の窓が開放の窓に変わる瞬間

 

 

どうして不倫したの?
旦那
旦那
奥さん
奥さん
子守りばかりで、ずっと家にいるのが寂しかったの。

それなら伝えてくれたら良かったのに。
旦那
旦那
奥さん
奥さん
ごめんなさい。

ずっと家にいるのは辛いってこと?
旦那
旦那
奥さん
奥さん

すごく息苦しい感じがするの。

僕も気付いてあげられなくてごめん。気が強い性格だから「寂しい」なんて感情を持っていると思わなかったよ。

 

今回のケースにおける夫婦それぞれの問題点は以下の通りです。

 

  • 夫の問題点

→「嫁は気が強い性格」という誤った認識をしていた

  • 嫁の問題点

→「寂しがりや」という秘密の窓を開放できなかった

 

結婚したからといって良好な関係が持続する訳ではなく、お互いを理解し合って成長し続けなければいけません。

 

お互いを理解し合うためにはジョハリの窓を活用して、秘密の窓を小さくして開放の窓を増やすことが大切です

 

 

4.フィードバックを信用しすぎない

ここまでジョハリの窓を活用するコツをたくさん話してきましたが、フィードバックを信用しすぎないことも大切です。

 

ジョハリの窓

 

働き始めた頃の私は自己肯定感も低く、上司の評価を真に受けていました。仕事のスピードが遅くて上司に怒られた時の例を紹介します。

 

 

上司との会話

オープンまでに10パックの刺身の盛合わせが必要なのに、まだ7パックしかできていないのか。
上司
上司
すみません。頑張ってスピードアップします。
いくら1年目といえど、仕事が遅すぎる!
上司
上司
すみません。
ここまでスピードが遅いと、どこの店舗に行っても通用しないぞ。
上司
上司
・・・。

 

上司は厳しい人だったので、少しでも仕事が遅くれると物凄く怒られました。結果的に「私は仕事が遅い人間なんだ」だと自己肯定感が低くなったのです。

 

しかし、店長の評価は全く違うものでした

 

 

 

店長との会話

 

刺身の盛合わせすごくキレイに作っているね。
店長
店長
ありがとうございます。でも上司からは作るスピードが遅いと指摘されています。

 

いや、1年目はスピードより丁寧さを意識した方がいいよ。
店長
店長
でも、時間までに作りきるとも大切ではないでしょうか?

 

スピードは自然と速くなるから、このまま丁寧に作ることの方が大切だよ。盛合わせはすごくキレイだから自信を持ちなさい。
店長
店長
ありがとうございます。少し勇気がでました。

 

 

 

私は上司の評価を鵜呑みにして落ち込んでいましたが、店長の評価を聞いたことで、盲点の窓がネガティブな内容からポジティブなものに変わりました

 

このように人によって評価は大きく変わるので、1人の意見を鵜呑みにしないようにしましょう

 

ネガティブフィードバックを受けた時は、以下のように前向きに考えることがおすすめです。

 

  • その人の言ったことは本当に正しいか考え直す
  • ネガティブ評価は成長するチャンスだと考える
  • リフレーミングを使ってみる

 

 

冷静に考えることができれば盲点の窓はポジティブなものになりますが真に受けると無駄に落ち込む可能性があります。他人のフィードバックは、適度な距離感で向き合いましょう。

 

 

5.セルフトークで性格を把握する:盲点の窓を開く

ジョハリの窓を意識したセルフトークで、自分の性格を把握することができます。

 

特に恋愛やビジネスなどの、喜怒哀楽の感情が生じやすい場面はセルフトークが効果的です。私の例を紹介します。

※青字はセルフトーク部分

 

喜びの感情

上司から労いの言葉をかけてもらえて嬉しかった時

「承認欲求が強い人間なのかもしれない」

 

    友達にサプライズが成功して嬉しかった時

「他人の喜びは自分の幸せなのかもしれない」

 

怒りの感情

彼女にプレゼントしたのに、お礼を言ってもらえず怒った

「義理堅い人間だから怒っているのだろう」

 

    友達が待ち合わせ時間に遅刻して怒った

「きっちりルールを守る人間だから怒っているのだろう」

 

 

哀しみの感情

後輩が一生懸命に考えた販売計画が承認されなかった時

「人に寄り添える気持ちの持ち主かもしれない」

 

    必死に頑張ったのに結果が出なかった時

「悲しくなれるほど、努力ができる才能があるのかもしれない」

 

 

楽しいの感情

ゲームでスコアを競い合っている時

「結果に向き合うことができる性格なのかもしれない」

 

    • 会議で発言して注目されている時

「プレッシャーに強い性格かもしれない」

 

 

このようにセルフトークを習慣化すると、他人のフィードバックがなくても「盲点の窓」を開くことができます。何気ないビジネスや恋愛の場面でこそ、ジョハリの窓を意識したセルフトークをしてください。

 

喜怒哀楽は、自分の性格を知る(ジョハリの窓を活用する)うえで絶好のチャンスです。

 

 

ジョハリの窓:まとめ

ジョハリの窓は自己分析だけではなく、自分と他人を成長に導く素晴らしいコミュニケーションテクニックの1つでもあります。

 

いきなり人に話しかけることが難しい場合は、まずはセルフトークで練習してください。

 

あなたも今日からジョハリの窓を活用して、新しい自分を発見してみましょう!

 

思わぬ成長があなたを待っているかもしれません。

 

 

人間関係構築がニガテな人もトップ営業の6つのタイプ別アプローチであの人を思い通りにうごかす! SIX MENTAL READING®︎シックス メンタル リーディング®︎ 』について詳しくみる↓

 

タイプ別心理アプローチ

 

 

 

トップに戻る

 

 

Twitterでもご購読できます

 

営業指導歴24年の専門家が伝授!営業が苦手な人でも、購買心理学で自然に お客様の欲しいを引き出すミリオンセールスアカデミー®︎講座

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

よく読まれている記事