ズバリ、10%のコストカットが売上140%のインパクトがある場合があるのです。
コストカットを甘く見ていませんか?
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営業教育日本一 ミリオンセールスアカデミー®主宰
台本営業®コンサルタント加賀田裕之です。
私は売上拡大を指導している営業コンサルタントですが、まず、経費削減(コストカット)の重要性をお伝えしています。
具体的なケースで考えてみましょう。
目次
コストカットが売上にどれくらいの影響があるか?
例えば売上高1,000万円、経費700万円を使っている会社の営業利益は300万円となり、利益率30%です。
・売上 :1,000万
・経費 : 700万
・利益 : 300万
・利益率: 30%
【経費を10%(70万円)削減】
・売上 :1,000万
・経費 : 630万={700ー(700万×10%)}
・利益 : 370万円
・利益率: 37%
経費削減(コストカット)により70万の利益増で利益率37%(+7%)になります。
しかし、コストカットのインパクトはこれだけではないのです。
【コストカット前の利益率30%で、利益370万を確保するには】
・370万÷30%=1,233万の売上が必要
・売上23%拡大が必要
つまり、10%の経費を削減することは、この場合、コストカットで70万得するだけでなく233万の売上を確保することと同等の効果を与えるのです。
ですから、適切な経費削減は重要なのです。
例えば売上高1,000万円、経費800万円を使っている会社の営業利益は200万円となり、利益率20%です。
【経費を10%(80万円)削減】
・売上 :1,000万
・経費 : 720万={800ー(800万×10%)}
・利益 : 280万
・利益率: 28%(+8%)
当たり前ですが、経費を多く使っている会社の10%のコストカットはインパクトが大きいですね。
【コストカット前の利益率20%で、利益280万を確保するには】
・280万÷20%=1,400万の売上が必要
・売上140%が必要
そうなんです。まず、経費削減に取り組んでくださいね。
もちろん、「もうコストカットには取り組んでるよ!」というあなたは、プライシングに取り組みましょう!
プライシング・価格設定戦略:マッキンゼーのプライシングを学んで粗利額アップ!
プライシングについては以下の記事を参考にしてください↓
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倒産回避・倒産予防・倒産防止・生き残るためのステップ
もしあなたが、倒産の危機に瀕しているのであれば、以下の記事を参考にして早急に再建しましょう↓
コストカット重要性:経費削減が売上にどれくらいインパクトがあるか?:まとめ
■ステップ1:コストカット
■ステップ2:プライシング
■ステップ3:セールス力アップ
■ステップ4:マーケティング
の順でビジネスを改善してくださいね。
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