本記事はこんな方におすすめです。
・弊社(へいしゃ)当社(とうしゃ)自社(じしゃ)の使い分けに悩んでいる方。
・トップセールスの使い分けを知りたい方。
読者(あなた)の悩み
あなたは「自社の呼び方」に関して疑問を持っているはずです。
大丈夫です!
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営業教育日本一 ミリオンセールスアカデミー®主宰
台本営業®コンサルタント加賀田裕之です。
商談中、「自社・自分」を呼ぶときの「秘訣」をご存知ですか?
営業指導歴24年、ざっと計算しても数万人の営業マンと出会ったなかでトップセールスは、自社の呼び方・顧客の呼び方が違っていたのです。
トップセールスは自分の会社の呼び方にも神経をはりめぐらせています。この記事を読むことであなたも「お客様と一体感のある関係性」を作り、商談を成功させることができます!
弊社(へいしゃ)当社(とうしゃ)自社(じしゃ)とは
弊社(へいしゃ)
「社外」の人に対して使う言葉。へりくだった表現。
-
- 当社(とうしゃ)
「社内」の人に対して使う言葉。「自社」よりも丁寧な言葉
- 当社(とうしゃ)
- 自社(じしゃ)
「社内」の人に対して使う言葉。
「当社=身内で使う」、「弊社=社外に対して使う」と言われています。
というのは、「当社」よりも「弊社」のほうがよりへりくだった言い方(謙譲語)だからです。ちなみに社外であっても、新入社員向けの会社説明会等では「当社」を使うのが一般的です。
ですので、何も考えていないビジネスマンは、「当社は身内に、弊社は社外に向けた言い方だ!」と思考停止しています。
実はトップセールスは、自社の呼び方も考えているのです。
ダメ営業、普通営業、トップ営業の自分の会社の呼び方
では「新人」「普通」「できる営業マン」の「自社の呼び方」の使い分けを見ていきましょう!
■ダメ営業
「ウチの会社は~」です。
お客様に「敬語の使い方が出来ていない。バカ営業マン」という印象を与えてしまいます。
■普通営業
「弊社は~」となります。
謙譲語を使いへりくだっていますね。しかし「当たり前のレベル」を超えていません。
■トップ営業マン
「●●(ブランド名・自社の会社名)は~」と言います。
なぜ「弊社は~」と言わないか?
「弊社」という謙譲語を使うことで、お客様と対等の関係性が築けなくなるからです。
「営業マン=プロフェッショナル(専門家)」
「お客様=素人(相談者)」
この関係性を作るためにトップセールスが「自社をどのように言うか?」を見て行きましょう。
世界企業の自社の呼び方
ブランディングの本質が分かっている会社は、会社として自社の呼び方を統一しています。
例えば顧客管理システムで世界的に有名な「セールスフォースドットコム」をご存知ですか?
セールスフォースドットコムの営業マンと打ち合わせした時に驚愕したのですが、営業マンが「弊社では」と言わずに「セールスフォースドットコムでは」のように呼び方を統一しています。
例えば、私の場合であれば、、、
自社の呼び方だけでも、ブランディングを自社のプライドを感じさせることができるのです。そういうこと。
お客様の会社の呼び方
御社(おんしゃ)
話し言葉。日常のやり取り(電話や打ち合わせ)で用いる
貴社(きしゃ)
書き言葉のみ。重要度の高いビジネス文書(契約書、案内状)など正式な文書で用いる
「貴社(きしゃ)」が書き言葉のみ(話し言葉で使わない)なのは「帰社(きしゃ)」「記者(きしゃ)」などの同音異義語が多数あり口頭では間違えるおそれがあるので、「御社(おんしゃ)」を使うのがビジネス作法です。
■トップセールスは?
「私たちは~」「我々は~」と呼びます。
あなたならもうお分かりですよね。
そうです「一体感」の意図的な演出です。
そうは言っても、いきなり使うと、違和感をもたれますので、「どのように使っていくか?」というと、、。
「我々〇〇会社(お客様の会社名)としては、、」というように、「我々 = お客様」という会話を、数回します。
その後単独で「我々の課題は、、、」「私達の理想像としては、、、」のように、使ってください。
お客様との一体感が生まれます。商談がスムースに進み、お互いに良い方向に進みます。
弊社(弊社)当社(とうしゃ)自社(じしゃ)の違い:まとめ
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