「名刺交換の方法が分からない・・・」
「先に渡すのは自分?」
「名刺は交換できるけど、その後商談につながらない・・・」
あなたは名刺交換に悩みをお持ちのはずです。
『営業は台本が9割(きずな出版)』 『図解でよくわかる 営業は台本が9割(きずな出版)』
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営業教育日本一 ミリオンセールスアカデミー®主宰
台本営業®コンサルタント加賀田裕之です。
今回は、名刺交換の基本をご紹介します。渡し方、受け取り方、様々なマナーが存在します。しかし、名刺交換は基本をマスターしても完璧とは言えません。
なんで?と思ったあなた、ぜひ最後まで読んで答えを確認してください!
目次
名刺交換の基本!名刺交換の順番
1ー1.1対1での名刺交換
目下の人が先に渡します。
これは、役職や年齢で決まるものではなく、お客様側を「地位が高い」とみなします。
つまり、営業マンが仕事の中で営業活動の中で名刺交換をする際は、必ず自分から名刺を渡します。
逆に、自分がお客様にあたる際の名刺交換は先に受け取ることのなりますので気をつけましょう!
1-2.複数人での名刺交換
この場合は、目上の人から名刺交換をします。
例を使って順番を理解しましょう。
下記の6人で名刺交換をする場合、順番はどのようになりますか?
自社:部長、係長、新人
相手方:部長、係長、新人
答えは下記の通りです↓
1.部長同士
2.自社の係長と相手方の部長
3.自社の新人と相手方の部長
4.自社の部長と相手方の係長
5.係長同士
6.自社の新人と相手方の係長
7.自社の部長と相手方の新人
8.自社の係長と相手方の新人
9.新人同士
相手方の部長の前に自社の人間が並び、部長から名刺交換をしていく、という流れの場合が多いです。
2.名刺交換の基本!名刺の渡し方
2-1.名刺入れは素早く用意
名刺入れを出すのにもたもたしてはいけません。
バッグの中に入れておく場合は分かりやすい位置にしまっておきましょう。
名刺交換は必ず立って行います。
座って相手方を待つ際には、相手の姿が見えたらすぐに立ち上がり相手方を迎えましょう。
また、名刺交換をテーブル越しで行うのもNGです。
テーブルをはさんでいる場合には、相手側に回り込むなど工夫しましょう。
複数人で行う際には、正しい順番で交換ができるよう素早く移動しましょう。
2-2.名刺は両手で差し出す
名刺を取り出したら、胸の高さで持ちます。
そして、文字が相手に読みやすい向きにして、両手で差し出します。
名前は、「○○会社の営業部の△△と申します」というように、省略せずはっきりと名乗ります。
名刺交換の際はつい手元ばかりを見てしまいますが、相手の目を見ながら笑顔でできると好印象です。
3.名刺交換の基本!名刺の受け取り方
3-1.名刺の受取方法
名刺を受け取る際は、必ず「頂戴いたします。」と言いながら両手で受け取ります。
相手の会社のロゴや氏名に自分の指がかからないように気を付けてください。
また、受け取った後相手の前で名刺を見る際には、自分の胸の高さより下におろさないようにしましょう。
「○○様ですね。」など相手の名前を確認すると丁寧です。
3-2.受け取った後は
受け取った名刺は、名刺入れの上にのせておき、着席後テーブルの上に置きます。
名刺を置く位置は、自分から見て左側です。
複数枚交換した場合には、相手の着席順に並べます。
その際、相手方の立場が高い人の名刺を名刺入れの上にのせるようにしましょう。
4.こんな時はどうする?例外パターン
4-1.相手が先に名刺を差し出していた
目上の人から先に名刺を差し出されてしまった場合には、「申し遅れました」と伝えてすぐに自分も名刺を差し出しましょう。
このとき、相手が差し出した名刺の高さより低い位置で差し出します。
この場合、気を付けたいのが名刺を受け取る順番です。
先に差し出されていたからと言って目上の方の名刺を先に受け取ってしまうと失礼にあたります。
必ず、目上の人が名刺を受け取ってから受け取るようにしましょう。
4-2.相手が名刺入れを探すのに手間取っている
この場合は、相手の準備が整うまで名刺を差し出さずに待ちます。
相手を焦らせてはいけません。
4-3.自分と相手、どちらが目上か分からない・・・
このパターン、意外と多いんです!
「自分が名刺を先に受け取ってしまうと、相手を目下に見ていると思われてしまう」と考えてお互いが名刺を受け取らないという状況です。
これを避けるために最近では名刺を同時に交換する方法が主流となっています。
その方法をご紹介します。
1.胸の前で両手で名刺を持つ。
2.自分の名刺を右手で差し出し、相手の名刺入れの上にのせる。
同時に左手には名刺入れを持っておき、相手の名刺入れをのせてもらい受け取る。
3.相手が自分の名刺を持ったのを確認したら、右手も受け取った相手の名刺に添える。
4.自分の胸の前まで引き寄せる。
ぜひ、活用して下さい!
5.あなたの名刺は捨てられているかもしれない。
ここまで名刺交換の基本をご紹介しました。
名刺交換はこれで大丈夫!と言いたいところなんですが・・・
残念ですが、あなたの名刺はすぐ捨てられているかもしれません。
お笑いコンビ『キングコング』西野さんは、「名刺いらない。貰ってもすぐに捨てる」と分かりやすくおっしゃってます。
あなたも、展示会等でたくさん名刺交換をした際、「覚えていない」「興味がない」と思った名刺は捨てていませんか?
相手も同じです。
基本的な名刺交換ができていても、それだけでは周りの営業マンに埋もれてしまいます。
相手に「ああ、あの営業マンか!」と覚えてもらえるような
魅力的な名刺交換をしないと、あなたの名刺は、捨てられているかもしれません。
「どうすれば、魅力的な名刺交換ができるか?」が重要です。
6.捨てられない名刺交換の極意
6-1.名刺なんて意味ない?!
西野亮廣さん「魔法のコンパス(ブログ)より
西野さんご自身で開催した交流会で実施したプレゼン大会での様子。
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『持ち時間が一人につき2分の『プレゼン大会』。僕のまわりには、フリーランスで活動している人や、起業家がかなり多く、皆、協力者を欲しているので、『プレゼン大会』の場を設けました。
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と、歯に衣着せぬ分かりやすい表現で説明してくださってます。
ただ名刺交換するだけでは、あなたの名刺は残念ながら、捨てられてしまっている可能性があるのです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(中略)
会った瞬間に「面白い」と思ったら、連絡先を交換しますし、「面白くない」と思ったら、名刺をいただこうが何をいただこうが連絡をいたしません。
(中略)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
分かりやすいですね^^そして、恐ろしいですね。
6-2.素早くあなたの魅力を伝える。
今、あなたは
「じゃあ、名刺交換なんて意味ないのか・・・」と思われているかもしれません。
しかし、それは違います!
ビジネスには名刺は必要です。
相手の連絡先を知るため、担当者を引き継ぐため・・・
理由は様々ですが、名刺が必要不可欠なことは間違いありません。
つまり、あなたに必要なことは
相手があなたのことを魅力的に感じる名刺交換をマスターすることです!
ポイントは西野さんのお話に合った通りです。
■1〜2分で
■ご自身の強みを
■いやらしくなく伝える
スキルを身につけることなのです!
6-3.NO.1クラブ嬢の超絶名刺交換テク!
最後に、NO.1クラブ嬢の名刺交換テクについて話します。
そのクラブ嬢は、お客さんがついて、最初、名刺交換をわざとしないんです!!
「え!?名刺交換しないと失礼でしょ!!」と、ふつう思いますよね。
そのNO1クラブ嬢には、明確な戦略があります。
名刺交換をすると、名刺に頼って、自分の印象を相手に伝える努力を怠ってしまうから、わざと名刺交換しないんです。
そして、最後帰るときに、お客様の方から、「名刺をくれ~!」と言わせるのです!
※これを言わせないと、お客様に心理戦で負けているということです。
お客様の方から名刺が欲しい!と言わせたら、「話すのに楽しくて、名刺を渡すの忘れちゃった!」と営業ではなく、
「ホントにあなたとの会話が楽しくて時が経つのを忘れてしまった」という風に個別感を演出するんですね。
※ここで、おじさんは、ロマンスを感じてしまいます(笑)おとこって、ホント、ばか!(笑)
しかし、ここでNO1クラブ嬢は名刺を渡さず、手書きで、メアドとかLINEのIDを渡すんです。
個別感(あなただけ)特別感の演出です(笑)
お客様が、家に帰ると、他のクラブ嬢達の名刺の束を見て、「ああ、売り込みだ…」とすぐ忘れちゃいますが、
わざわざ手書きで書いたそのクラブ嬢のメアドやLINEのIDは忘れることが出来なくなります。
個別感(あなただけ)の演出です。インパクト残りますよね。
すごい心理戦です(笑)相当なおじさんがこれで落ちていきます(笑)
あなたのビジネスでどう応用できるか?考えてくださいね。
7.まとめ
今回は、名刺交換についてご紹介しました。
名刺交換は、マナーを覚えて実践するだけではなく、あなたの工夫が必要です。
名刺交換ができるようになっても、成約につながらないのであれば意味がありませんよね?
ぜひ、自分の強みは何か?を考え、1,2分で伝えられるようになってください。
そうすれば、あなたは誰もが名刺を交換したい!と思うような魅力的な営業マンになれます。
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あなたに、いつかリアルでお会いできる日を楽しみにしています^^
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