あなたに、是非、観ていただきたい映画をご紹介します。
『営業は台本が9割(きずな出版)』 『図解でよくわかる 営業は台本が9割(きずな出版)』『SIX MENTAL READING:シックスメンタルリーディング(きずな出版)』
アマゾン営業セールスランキング ベストセラー 一位、紀伊國屋 大手町店 総合・ビジネスランキング一位、紀伊國屋 梅田本店 ビジネスランキング一位 、第13刷重版(2023年6月現在)
営業教育日本一 ミリオンセールスアカデミー®主宰
台本営業®コンサルタント加賀田裕之です。
あなたの「人間力アップ」につながります。
それは、、、「ファインディング ドリー」です。
「ファインディング ニモ」の友達の、あのドリーです。
「は?とうとう加賀田は、気でも狂ったのか?」とか、、、「ちびっこにオススメ?」とか、、、思われたかもしれません。
しかし私は、大真面目であなたに、観てもらいたいのです。
ここからネタバレ注意ですので、「加賀田の見解を読む前に、まず、観たい!」というあなたは、観た後からお読みください。
ドリーは発達障がい、ニモは仲介者、マリーは健常者の象徴
「ファインディング ドリー」とは、障がい者、特に、発達障がいの人とどのように付き合ったらよいか?の映画なのです。
「ファインディング ドリー」はこのようなシーンで始まります。
「私は、ドリー、なんでもすぐ忘れちゃうの」
※クリックすると予告動画にとびます↓
モデルの「栗原類」さんは、「ドリー」を観て、自身の発達障害を知ったとおっしゃってます↓
https://www.news-postseven.com/archives/20160722_431924.html?DETAIL
障がいを抱えているひとは、生き辛さを感じています。
特に、発達障がいの人は、社会全体での理解が進んでいないので、さらに彼ら彼女らは傷ついているのです。
彼女は誰かに話しかける時の「すみません」という言葉を、「エクスキューズ・ミー」ではなく、「アイム・ソーリー」と言ってしまうところにあらわされる。
「彼女は多分たくさんの友だちを作り、そして彼らを忘れてしまう。または、彼らは彼女をうまく扱えなくて、逃げてしまうんだ。だから彼女は、見捨てられた、という思いをたくさん抱えているに違いない。
そして、彼女はそれを自分自身のせいだと感じているんだ。
それで僕は、 “アイム・ソーリー”と言うキャラクターに行き着いたんだ」と、謝ってばかりいるドリーについてスタントン(※監督)は解説する。
※参照 シネマカフェネット
ニモがケガをした時、必死で心配するマーリン(ニモの父)に、ドリーは、すぐ忘れてしまうので何度も同じことを聞いてしまう。
カッとなったマーリンは、「あっちで静かにしててくれないか。忘れるのは得意だろう」と怒鳴ってしまう。
そして、ドリーはいなくなってしまう。
・ドリーは発達障がい
・マーリンは健常者、
・ニモは仲介役。
なのです。
マーリンに象徴される健常者は、発達障がい(ドリー)を理解していないので、すぐに怒ってしまうのです。
ドリーの登場人物たち
そして、物語には、さまざま障がいを抱えているキャラクターが登場します。
・タコのハンク
7本足(身体障がい)
・ジンベエザメのデスティニー
視力が弱いためにいつも壁に頭をぶつけてしまう。
・シロイルカのベイリー
音の反響で遠く離れた場所にいるモノを見つけられる“エコロケーション”の能力を頭をぶつけたために、その特殊能力がなくなったと勝手に思い込んでいる。
・鳥のベッキー
見た目は怪しく行動も気まぐれ。
目を見てしっかり話せば意思が通じることもある。
さまざまな障がいを抱えている登場人物が出てきます。
障がいを抱えている人は、生き辛さを感じています。
特に、発達障がいは社会の理解が進んでいない為、さらに精神を病んでしまうケースは多々あるのです。
合理的配慮:助け合う社会
あなたが「ドリー」を観ていただくことで、障がいをもっている人、特に、発達障がい者への理解が深まり、「ニモ」のように、この世界が、助け合う社会になることを願っています。
それが、合理的配慮です。
日本では、障害者差別解消法や改正障害者雇用促進法において、事業者に対して合理的配慮の提供義務が課されました。
障害者差別解消法【合理的配慮の提供事例集】平成29年11月内閣府障害者施策担当
あなたの支援をまっている人々がいます。
障害福祉サービスの利用については、全国社会福祉協議会のHPが良くまとまっています↓
https://www.shakyo.or.jp/download/shougai_pamph/date.pdf
発達障害の方を支援するための「発達障害コミュニケーション指導者認定 初級 座・中級講座」については以下のWEB記事を参照してください↓
障がいを理解するための参考動画・記事
【第73回】文部科学大臣賞作品紹介(要約)↓
自閉症を持つ私から見た日常
大阪青凌中学校 3年藤田 壮眞(そうま)君
私は重度自閉症である。いつも叫び出したい衝動を感じている。でも叫ばない。叫んではいけないと学んだからだ。この作文で私から見える世界を、みんなに共有したい。
小学校は支援級に在籍していたが、現在は中高一貫で少人数制の私立中学に通っている。4歳の時に注意欠陥多動優勢の自閉症スペクトラムと診断を受けた。小学6年生の時に身長が止まり、成長ホルモンを毎日注射している。身長は146センチで、15歳男子平均より20センチ以上低い。
家族とファミリーレストランに行くと、店員が「子供椅子はいりますか」と笑顔で聞く。耐える私に、今度はキッズメニューを差し出してくる。見た目で判断しないでください。そう伝えたいけれど、見た目で子供なのだから、店員を責められない。やりどころの無い怒りを抱えて私は黙る。
私は授業中によそ見をしてしまう。宿題のお知らせを聞き逃し、やってこない。不真面目で意欲を持っていないと評価される。悲しい出来事で、何度も泣いた。
真面目に授業を受ける気持ちで座っているが、教室はその気持ちを阻む様々な情報であふれている。クラスメイトの動きやきぬ擦れの音がとても不快な音でジャリジャリと聞こえる。ノートの上を動くシャープペンシルの音は不協和音で合奏している。エアコンの音がごおごおと鳴り、隣の教室からも似た物音が聞こえてくる。等々きりが無い。
私はいつも叫び出してしまいそうで、疲れ果てている。先生の声は、200メートル先の、遠くのトンネルの向こうから聞こえる感じで、なかなか拾えない。
自閉症なのによく喋(しゃべ)ることが出来るね、と言われる事がある。私は人と関わるのが大好きであるし、お喋りも好んでする。だがコミュニケーションがしっかりとれているわけではないようだ。私を母はたまにラジオと呼ぶ。一方的に喋って満足してしまうからだ。
人の気持ちを読み取るアンテナが通常なら5本立っているならば、私は1本しか立っていないからだ。私は自分の気持ちも分からない。心を自分に感じない。だけど、相手を泣かせた時は、私の目から涙が出てくる。悲しい気持ちだと教わるけれど、なかなかつかむことが出来ないでいる。
自閉症の子供が産まれて、悲しむ家族もいるだろう。でも私達(たち)は学ぶし、成長する。人の気持ちが分かりにくいけれど、人が嫌いではない。小学校では床で寝転んでいたが、今は椅子に座り、必死に勉強している。
私達にはみんなと同じだけの未来があり、期待を持っている。私が間違った時は、あきらめないで教えて欲しい。私もこの困難な世界に向き合い、痛みを知っているぶんだけ、弱さを持っているぶんだけ、他の誰かに優しくなれる大人になりたいと考えている。
※出展:【第73回】文部科学大臣賞作品紹介(要約)
https://jigyou.yomiuri.co.jp/sakubun/prize/000337.html
※参考:“自閉症”の一人息子と父の2人の食卓…13歳の誕生日に亡き母から遺された動画メッセージとは↓
※【密着】”変人”と呼ばれ…突き抜けた才能もつ少年画家 不登校からの再出発↓
A.回答
※「葛藤の果てに、娘のケアに人生を捧げる母と四肢体幹機能障害を持つ娘の一日」
※トゥレット症候群(汚言症)について↓
助け合う世界のための映画「ドリー」:まとめ
大数のコミュニケーション障害に苦しんで居る人達は「自閉症」と言う病気に悩んでいる可能性があります。
その方々は自閉症の為に、馬鹿にされたり、いじわるされたり、いじめを受けたりしても何も言い返せないことが多いのです。自閉症がある人は優しい人なのです。
そしてコミュニケーションの方法が分からず苦しんでいる。私はそういったコミュニケーションに苦しんでいる人の為に『SIX MENTAL READING(きずな出版)』を書きました。
人にはそれぞれ深層心理的欲求があり、それにアプローチすることで有効な人間関係が構築できます。自分を知ることで、自分自身とのコミュニケーションも円滑になります。
『SIX MENTAL READING(きずな出版)』ぜひ、この本も参考にしてください↓