本記事はこんな方におすすめです。
・会食のとき、どこに座ったらいいのかわからず困っているあなた。
・席次のマナーが知りたいあなた。
読者(あなた)の悩み
先輩には、恥ずかしくて今さら聞けない、、、。
あなたは、「席次のマナー」に不安があるはずです。
大丈夫です!
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営業教育日本一 ミリオンセールスアカデミー®主宰
台本営業®コンサルタント加賀田裕之です。
「席次」は、ビジネスマンが理解しておかなければいけないマナーの一つです。
会食や・会議の場面で守るべき席順のことを指します。
どれだけ真摯な対応をしていても、
この「席次」を守れていないだけで評価が下がってしまうことがあります。
新人ビジネスマンはもちろん、ベテランビジネスマンも、
とっさの場面で迷ってしまうことがあるかもしれません。
様々な場面における席次を理解して、
商談・会食を成功させましょう!
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1.なぜ席次が大事なのか?
1-1.席次とは、おもてなしの心
「席次」とは、
ビジネスにおいては相手との関係や役職に応じて座る席が決まります。
その順番を「席次」と言います。
自分よりも良い席に座っていただくことによって、
相手に対する敬意を表現するものです。
言い換えれば、席次は、
目上の人や年長者に対する「敬意」、
来客者に対する「おもてなしの心の表れ」、
であると言えます。
つまり、席次を間違える行為は相手に「敬意を払っていない」と示すことになり、
大変失礼にあたります。
これだけで、会食や商談が失敗してしまうかもしれない
重要なことなのです。
1-2、席次の基本 上座・下座とは?
席次を勉強する前に、「上座」「下座」という言葉を理解しておきましょう。
上座とは、目上の人や来客が座る席のことを指します。
対して下座とは、目下の人、接待をする側の人が座る席のことを指します。
もちろん、上座の方が心地よく安全な席になります。
つまり、部屋の中で
上座・下座がどの席にあたるかを理解しておけば席次を間違えることもありません。
上座・下座の基本位置は以下の通りです。
・入口から最も遠い席が「上座」
・部屋の中で最も快適に感じられる席が「上座」
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2.覚えておきたい席次1) 会議の場合
2-1、応接室における席次
先ほど説明した通り、入口から遠い席が上座となります。
つまり、来客の際には
入口から遠い席が来客側、入口に近い席に自社の人間が座ります。
また、3名以上で席につく場合には、中央の席が上座です。
よって、応接室における基本の席次は下図の通りです。
応接室によっては、美しい景色が見える部屋もあります。
その場合は、景色が見る景色の方が快適に感じられるので
入り口側であっても景色が見える席が上座となります。
2-2、会議室における席次
会議室では、議長席を中心にして席次が決まります。
議長席に近い席が上座となります。
また、基本の通り入口から遠い席が上座となります。
もちろん、これも原則で、相手の顧客が「議長席に近い席が上座」と
認識していない場合もあります。
その場合は、上の図では、上座の優先順位は、
「2、4、6」が「2、3、4」となります。
■会議のセッティングマナー
会議で使用するプロジェクター・ホワイトボードは、
上座から見やすい位置にセットします。
また、モニターが固定されている会議室もあります。
その場合には、画面が最も見やすい位置が上座となります。
3.覚えておきたい席次2) 会食の場合
3-1、和室における席次
和室の場合、床の間の前の席が上座となります。
応接室同様、複数人で席につく場合は、中央の席が上座となります。
また、会食の場合狭い場所・料理から遠くなる席は
快適とはいえないため下座になります。
もちろん、これも原則で、相手の顧客が「中央の席が上座」と
認識していない場合もあります。
その場合は、上の図では、上座の優先順位は、
「3、1、5」が「2、1、3」となります。
3-2、円卓における席次
中華料理など、円卓での会食の場合の席次をご紹介します。
この場合は、入口から最も離れた席が上座となり、最も近い席が下座となります。
円卓においては、回転するテーブルの場合が多いですが
料理も上座の人から取るのがマナーです。
4.覚えておきたい席次3) 移動中の場合
4-1、エレベーターにおける席次
エレベーターにおいても「席次」が存在するのです!
入口から遠い奥のスペースが上座となり、操作盤の前が下座となります。
■エレベーターに乗る際のマナー
目上の人、お客様と一緒にエレベーターに乗る場合、
目上の方に先に乗っていただきます。
そのとき、入り口のドアを押さえて相手が安全に乗り込めるようにしましょう。
そして、一番最後に乗り込み、操作盤の前に立ちます。
4-2、タクシーにおける席次
次は、タクシーなど運転手がいる場合の席次を紹介します。
まず、運転手の後ろの席が上座となります。
これは、路上で乗車する際入口から一番離れた席にあたるからです。
助手席が下座になり、
乗車人数が多く後部座席に3人で座る場合、中央が下座になります。
これは、運転中の揺れを最も感じやすいのと、左右両方に気を使う席であるからです。
原則を紹介しましたが、タクシーにおける奥の席は乗り降りしにくい席でもあります。
足の悪い目上の方の場合は、本人の意向を確認するようにしましょう。
4-3、乗用車における席次
誰かが運転する場合は席次が異なります。
この場合、助手席が上座にあたります。先ほどと反対になりますので注意しましょう。
後部座席に3名で座る際は中央が下座になります。
4-4、列車・新幹線における席次
新幹線にも席次が存在します。
出張の際など、注意が必要です。
■対面式のボックス席の場合
この場合、上座を決める条件は2点です。
1.窓際であること。
2.進行方向を向いた席であること。
よって、下図のようになります。
■全て進行方向を向いた席の場合
この場合は、窓際の席が上座となります。
また、3人掛けの場合は中央の席が下座となりますので、下図の通りです。
また、新幹線のような長時間の移動の際には相手の体調の気遣いが必要です。
例えば、日差しが強い場合は通路側が快適といえるでしょう。
また、頻繁に電話で連絡を取らなければならない上司の場合は、
通路側を希望している場合もあります。
座る前に、相手に確認することで、より快適に過ごしていただくことができます。
また、部下の立場からすると、長距離で長時間の新幹線の出張などは、
上司と隣り合わせの席は苦痛でしかありません。
部下から「この上司は気遣いをしてくれる素晴らしい上司だ!」と評価をあげる為には、
席を別にしてあげて、部下が無用な気遣いをしないようにしてあげるのも、
優秀な上司の特徴です。
5.「席次 マナー」:まとめ
まとめると、以下の通りです。
・出入り口から離れた席が上座。
・景色が見える・モニターがある場合は見やすい席が上座。
・相手の状況に応じて希望の席は変わるので気遣う気持ちが必要。
席次は、ビジネスマナーとして欠かせないものです。
しかし、正しく理解ができているビジネスパーソンは意外に少ないです。
ビジネスマナーがマスターできている営業マンは、お客様からの信頼もぐっと高まり、会食・商談が成功する確率も高まります!
今回、基本的な席次はもちろん気にする必要がある観点もご紹介しました。
「マナーだから」と形式的なものだと考えるのではなく、おもてなしの心を忘れずに接することができれば理想的です。
ビジネスには欠かせない席次をマスターして、周りから一歩リードしたビジネスパーソン・営業マンを目指しましょう!
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